通所リハビリへの葛藤とケアマネさんの提言 | ひとりっこの遠距離介護が始まった

ひとりっこの遠距離介護が始まった

2023年6月健康自慢の母が亡くなった。
ある日突然やってきた父の介護。遠距離、ひとりっ子、初めて知る介護の生活。激変した生活の記録。


ご訪問いただき、ありがとうございます

通所リハビリ初日が終わり

2回目の通所が近づく中



やはり父は通うことに気乗りしておらず

1ヶ月通ってみてやめようかなと

言い出した



理由は

明らかに自分より年上の方々の中に

入るのは抵抗がある


と言うのが1番かな


リハビリに行かなくても

なんとかなるし



体の動きも日常生活に支障が出るほど 

困っていない



俺にはまだ早い


って



わかる、わかるよ

その気持ち、わかるんだけど

私としては通ってほしい



理由の一つはパーキンソン病で

体が動かなくなることが心配だから




こうした状況を察して、私の実家

滞在時にケアマネさんが訪問してくれた



今は体が大丈夫だから不要

という短期的なことでなく



今後年月が経ち、困り始めてから

始めるのではなく、早くから予防をするため

長期的に考えて通ってほしいんです



続けるかどうかを評価するのは

最低3ヶ月は通ってみて

それから考えてもらえたらおねがい



と言ってくれた



そう!そうなんだよ!

例えばね、長年テニスを続けている方は

70歳でも80歳でも引き続きできるけど


70歳で急にテニスを始めても

体の基礎もできてないし

そう簡単にできるものではないじゃない?



なので、動ける時からやっておくことが

必要なんだよってことを父に伝えた



私とケアマネさんは正論

 


だけど

そこには人の感情があるから

正論で片付くものではないよね



父はその大切さもきっとわかってると思う

その上で、やっぱり気持ち的に

まだそんな歳じゃないって

もやっとしてるんだろう



父は今、75歳

足取りもしっかりした元気な方も

同世代にはたくさんいる



父もそうであると思っていたけど

コロナが落ち着いて久しぶりに会ったら 



思いの外、歳をとっていると感じたわけで

それはパーキンソン病の影響が大きいのか?

どうなのかわからないけど



こんな歳を取ったのかーと

考えさせられた



だから、私も複雑なのだよ


 

父は柔軟性もあるので

頑固になることもない



なんやかんや言いつつも

通所リハビリに行く支度は

自分でちゃんとしている



せつないなぁ



    

自宅と実家、片道3時間

パーキンソン病持ちの父の一人暮らしに

不安しかないひとりっこの私

母が急逝、遠距離介護は突然やってきた

 

心配は尽きないし激変した

不安定な生活を安定させるため

 

やることはまだまだある