メイン州の春はいろんなところに現れていますが、
ゼンマイのようなFiddle Head(フィドルヘッド)という山菜がシーズンです。
スーパーの野菜売り場で、1ポンドあたり7ドル99セントで売られていました。
よく洗って、15分ほど茹でて、お浸しのようにして食べました。
これを食べると、また一年頑張ろうという気持ちになります。
そして、例年のごとく、我が家の裏庭デッキ下で、小鳥のロビンが卵を温め中です。
毎年、夫が雛が巣立った後の巣を捨てていましたが、いくら捨てても、毎年春先に巣を作るので、
去年の冬はいくつかの巣をそのままにしておいたのを、ロビンがそのままリサイクルしたようです。
鳥も結構頭が良いのかな。
そして、今朝のことです。我が家にちょっとしたドラマが起きました。
私が朝起きて、キッチンに行くと、いつもはカウンター席でクロスワードパズルをしている夫の姿が見えず、
窓の外を見ると、やはり、裏庭プールに夫の姿がありました。
プール業者さんがプールを開けてくれてからというもの、夫は取り憑かれたようにプールのお世話をしていますので、
やっぱりねと思ったのですが、
今朝は様子が違いました。
夫、プールの水面から何かを網ですくい上げ、そのすくったものを取り上げて、両手に大事そうに持っています。
夫、そのまま地下室に消えます。
ここで、寝ぼけた私もピンときました。
プールに落ちた動物を拾ったのだと。
慌てて、私もタオルなど持ってきて、地下室からキッチンに上がってきた夫と合流。
興奮気味の夫が、両手に持っているものを私に差し出して、
「プールに何か黒いものが浮かんでいるのが窓から見えて、
その周りを1匹のシマリスが走り回っているから、もしやと思って、駆け出して行ったらやっぱり!
この子が、浮かんでいたんだ。救い出して、まだ息がしてるから持ってきちゃった。」
と言いながら、その子の心臓あたりをマッサージするように指で撫でてあげています。
うわっ。小さくて、ずぶ濡れで、苦しそうです。
でも、まだ生きている。
夫が今朝のプールの掃除を終えて、家の中に戻ってから10分以内の出来事だったらしく、
幸運にも、この子は夫の目に留まり、助け出されたのです。
でも、小刻みに震えながら、起き上がることができず、
ひょっとしたら、このまま死んでしまうのかもと思えました。
夫が、
「僕は仕事に行かなくちゃならないから、後は君がなんとかして」
というので、
「え?シマリスの介護って、どうやったらいいの?」と私も寝耳に水みたいな反応しかできません。
「僕もわからないけど、心臓マッサージとか、人工呼吸とか、なんかそれらしいことでいいんじゃない?」
って、言われてもね。
仕方ないので、タオルに包まれたまま、小さなプラスチックの空き箱に入れ、お日様の当たる窓べに置いておくことにしました。
私も、今日は朝から健康診断で家を出なければならなかったので、夫出勤後、
万が一のことを考えて、ロキにはケージに入ってもらい、まずはシャワーを浴びに2階に。
どうやら、作戦成功!
ケージから出してあげたロキも、興奮することなく、リラックスしていますから、シマリスちゃんはもういないのは👍確実。
夫にもそう報告して、
やれやれと、日本から買ってきた雑誌など見ながらロキとまったり。
数時間後、私の目の角でチョロチョロうごくシマリスちゃん発見🐿️。
なんだ〜、まだお家の中にいたのね〜。
ロキは、シマリスちゃんに反応しなかっただけだったのか。
ロキの鼻は万能だと思っていた私が間違っていました。
今度は、私のクラフトルームのキャビネットの下に陣取って動かないシマリスちゃん。
夫にメールで相談すると
「餌でもおいてみたら?」
ということで、いつもバードフィーダーに入れるひまわりの種をそっとおいてみました。
動物の本能には敵わないようで、シマリスちゃんしっかり食べています。
で、安心じゃないのです。
この子をなんとかして、家の外に出したいのです。😭
私の手には負えないので、夫の帰宅を待っています。
元々は、夫が家の中に持ち帰ってしまったシマリスちゃんですしね。
このドラマが無事終了しますように祈るばかりです。
今日も日々徒然なブログをお読みくださりありがとうございます。
明日も素敵な1日になりますように。