霊魂再生晩餐会♡1/1 | ケセラセラ、なんくるないさ日記帳

ケセラセラ、なんくるないさ日記帳

その時のその時の思い感じたこと書き綴っております♪
最近はもっぱらダイエットや健康の趣向が高まってきちゃいましたねw


年越しそば食べました?

大晦日寝落ちしちゃってたから
元日に(笑)





しかも天ぷら2枚♡





しかもしかも
メヒカリの天ぷらも👏





特別ゲストに
海老フライさんも🙌





旨し🐴
































 

古代以来、新年というのは生命の更新を意味していた。世界的に見ても、自然や人間というものはみな衰弱と回復、死と再生を繰り返すという基本的な観念を人々は持っていた。そこで、冬になれば、弱まった太陽の力を復活させようという原始的信仰が生まれ、いろいろなタマフリ(霊魂再生)の行事が行なわれてきた。
稲作を始めた日本人は新殻を臼(うす)に入れ、復活の唄を歌いながら杵で搗き、この白米を、新しくおこした火を使い、新たに汲んだ水によって炊きあげた。こうしてつくった神饌を八百万(やおよろず)の神々に供え、人々もまたこれを神と共食し、活力のよみがえりを期待した。
戦前の日本では「数え年」を年齢としたため、正月になると皆が一つ歳(とし)をとり「あらたまの年たちかえる」という改まった感慨にひたることが出来た。
元旦、一番鶏と共に起き出た年男は、めでたい「唱い言」をとなえながら生命の水を汲み上げ、シメをつけた手桶に杓子で汲み入れる。この若水(初水)と呼ばれる水を、まず歳神(としがみ)に供え、家族全員がこれで口をすすぐことによって、生命を新たにすることができると考えた。こうした行事は、水稲耕作の複合文化として、いまも東アジア一帯に広く分布している。
これと似たような庶民生活に密着した行事として、元旦に里芋を食べる習俗がある。里芋は子芋が多いため多産と豊穰の象徴とされる。里芋の皮をむいて食べることは、脱皮再生、若返ることを意味し、これによって人の生命も更新、活性化されると考えた。
このような行事や習俗のもとに迎える新年である。自然に「めでたい」という気持ちになっていったのだが、その心をどのようにして今後に生かしていくかは、大きな課題といえよう。