
2025 動物愛護マーチを終えて
2025年動物愛護マーチ
今年は53名の有志の皆さまと
4匹の大切なわんちゃんたちが
参加してくださいました。
寒さの厳しい中、声をあげて下さった皆さまに、
心から、深く、深く感謝申し上げます。
皆さま一人ひとりの存在があったからこそ、
今年も私たちは人間の都合によって
傷つけられ、奪われてきた
小さな命たちの無念を背負い、
現実の社会に向けて、
確かな声を届けることができました。
本当にありがとうございました。
正直に言えば私は何度も迷ってきました。
声を上げ続けても、
何も変わらないのではないか。
もう続ける意味はないのではないか。
そう思い、虚しさや無力感に
押しつぶされそうになる日もありました。
それでも理不尽に命を奪われ、
苦しみの中で消えていった
動物たちの姿を思うと、
やめるという選択だけは、
どうしてもできませんでした。
彼らは人間の声を持ちません。
だからこそ人間社会に生きる
私たちが代わりに
声をあげ続けなければならない。
それが命を預かる側に立った
人間の責任だと、私は思っています。
今年のマーチでは、
熊や野生動物を駆除するだけでは
何ひとつ解決しない現実についても
強く訴えました。
森林破壊や無秩序な開発、利権に基づく再生可能エネルギー事業によって山が壊され、行き場を失った動物たちが人里へ下りてくる。
その結果として行われる「駆除」は、
本来の猟の姿とは大きくかけ離れています。
私たちは、殺すことで問題を終わらせる社会ではなく、生かすことで未来を変える選択を求めました。
その想いを具体的な形として、
今年の動物愛護マーチでは、次の5つの柱を掲げ
社会に向けて動物問題の警鐘を鳴らしました。
1️⃣ 動物虐待に反対し、動物虐待者への厳罰化を求める
2️⃣ 悪徳繁殖業者・悪徳生体販売者の規制と撲滅
3️⃣ 悪質な動物愛護団体による寄附金詐欺や、虐待・多頭崩壊に対する警鐘
4️⃣ 犬猫殺処分機の廃止と、命を守るために税金を使う社会への転換
5️⃣ 自然環境保全・野生動物保護、人里に降りてこないために山を豊かにする活動への国の支援
これらはすべて「命をどう扱う社会でありたいのか」という問いに、私なりに真剣に向き合った答えです。
今回、山北町の猟師、
豊田さんとの出会いについては
本来、動物保護団体と猟師は、
簡単に理解し合える立場ではありません。
命を守る側と、命を奪う側。
私自身、強い葛藤がありました。
それでも今回、あまりにも酷すぎる熊に対するメディアの扱い方や野生動物の大量駆除、そして自然を壊しながら進められる再エネ事業に、同じように心を痛めていた豊田さんと直接お話をさせて頂きました。
「駆除は猟ではない」「動物たちが山で生きられる環境を取り戻さなければならない」
そう語り、熊や野生動物が駆除されない未来のために、同日12月13日は、豊田さん、杉本さんが先頭に立ち、自らの手で12,000本のどんぐりの苗を植えて下さいました。この活動までは私たちにはできない事でした。山と野生動物たちを知っている人間だからこそ出来た行動でした。有難うございました。
立場は違っても命をこれ以上、
理不尽に奪わせたくないという想いは同じでした。
矛盾や葛藤を抱えながらも「命を生かす」という選択を選び、実のなる山の再生活動を行動にしてくれた、この活動に、私は確かな希望を感じています。
SNSだけでは、社会は変わりません。
だからこそ今年このマーチに参加して下さった皆さまの存在は、本当に尊くかけがえのないものでした。
今年は勇気が出ず、傍観者になってしまった方は、是非、来年、その想いをリアルな社会に持って一緒に声をあげて下さい。
私たちはこれからも人と動物、そして自然が調和し、互いに思いやりを持って共に生きられる社会を目指し、小さな声であっても、誠実に行動を続けていきます。
そして、国や世論に訴えかけ、社会の仕組みや制度を変える努力も続けていきます。必要であれば、来年も同じ時期にこの動物愛護マーチを行います。
その時は、ぜひ皆さん一緒に歩いてください。
今年は卒業犬のAwaくんが一緒に参加してくれました!ボランティアみんな幸せなAwaの姿が見れて本当に嬉しかった!有難うございました。
改めまして寒い中、参加してくださった皆さま、
そして、来年ここで出会うことを願うあなたへ
心からの感謝と願いを込めて
有難うございました。
join us!!
全ては罪のない動物たちの為に.
NPO Tier Heim KOKUA代表 Naomi
NPO Tier Heim KOKUAの保護活動は
完全な非営利活動
人間に傷つけられた主に犬の保護活動は
無償ボランティアで協力し合い
小さな命を守るために365日頑張っています
企業やスポンサー、国からの援助も一切無い
私たちの活動に心を寄せて頂けましたら
ご寄附のご協力をお願いお願い申し上げます
こちらは当団体への直接ご寄付先となります
いつも応援して下さる皆さまへ
感謝申し上げます。
今後とも小さな命を救うために
私たちの草の根活動の
私たちの草の根活動の
応援をよろしくお願いいたします。












