保護犬モコちゃんの成長 | 人と動物と地球に優しく!本場ハワイ伝統的なロミロミAloha703♡Naomiのブログ

保護犬モコちゃんの成長

Tier Heim KOKUAの保護犬もこちゃん

 

先日TierHeimKOKUAのInstagramでは

 

もこちゃんがレスキューされてから

 

今までも成長が動画で公開されました

 

振り返ってみるとレスキューしてから今でも

 

毎日、書ききれない葛藤や努力

 

モコちゃんの小さな成長の積み重ねてが沢山あります

 

 

私はこの子たちのリハビリに
 
人間の思惑通りの成長を求め
 
押し付けていく考えがありません。
 
 
 
何百匹もの犬たちと接してきた経験があっても
 
1匹1匹ごとの心の声は異なります。
 
犬の気持ちを全てわかったつもりにならず
 
奢ることなく、その子その子の心の声に耳を傾け
 
丁寧に寄り添い、犬たちのペースを読み取り
 
一緒に成長することを大切にしています。
 
 
そうやってKOKUAでレスキューした犬たちとは
 
仲間のボランティアさんたちとKOKUAファミリーである
 
先輩犬たちと協力し合い毎日、
 
すったもんだと奮闘して助け合いながら
 
少しずつ命を育んでいます。
 

 

 

外の世界が怖くて出られない、もこちゃん

 

強制的にリードを付けて引っ張り出せば

 

勿論、一気に外へは出せますが

 

 

人間も動物も怖いものは怖いでしょう・・・

 

 

人間も動物も

 

初めの一歩を踏み出すタイミングは

 

人に押し付けられるものではなく

 

自分が決めた

 

自分自身のタイミングが大切だと

 

私は考えています。

 

 

かと言って、決して、ダラダラと過保護に

 

甘やかして育てているわけではありません。

 

 

本人のタイミングや気持ちを無視すれば

 

少しずつ積み重ねてきたものが一気にゼロに

 

それ以上のマイナスに作用する場合もあるからです。

 

 

ボランティアさんも接する度に

 

唸られて噛まれそうになったり

 

そんなことも実際にはありました

 

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身体の面では人間の罠にかかり

 

失った足から出血してしまったりと、

 

これまでも心配事は多々ありました

 

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兎にも角にも、


Tier Heim KOKUAの保護犬シェルターの

 

日常では常に予想もできない何かが起きては

 

その都度、計り知れない努力と葛藤は繰り返す。

 

 

単純に大好きな動物に囲まれて

 

癒し癒され、気楽にできるボランティアだと

 

簡単に過ごせた日は1日もありません。

 

 

 

それでも救った命に責任と愛情をもって

 

気を抜かずに毎日、

 

愛情深くみんなで向き合い

 

接してきたからこそ、

 

モコちゃんも少しずつ

 

KOKUAの人たちを信じ始めてくれました。

 

 

日に日に出来ることも増えてきて

 

明るさも見られるようになりましたが

 

 

お外へ出る勇気の一歩が

 

どうして踏み出せなかったモコちゃん

 

 

朝の洗濯物を干す時も

 

「モコちゃん、一緒にお手伝いして」

 

と、誘ってみたり・・・

 

 

でも、その瞬間、外を通る車や

 

物音に敏感で何度も尻込みしてしまい

 

 

静かになって、やっと出られそう!と、思ったら

 

人が歩いてきたり、話し声や笑い声が聞こえると

 

怖くて尻込みしてしまう繰り返し

 

 

外の世界に出たら又、罠があるかもしれないと

 

恐怖心と警戒心、人間社会への


トラウマがモコちゃんを苦しめています

 

 

別の日では、歩行練習も順調で

 

今後、自分の家族が見つかった時に

 

一緒に優しい家族とオモチャ遊びができるように

 

おもちゃで遊ぶことも覚えたよ。

 

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そして、遂に!!!!

 

 

この度、自分の勇気とタイミングで
 
Tier Heim KOKUAのリハビリテーションセンターから
 
一歩、外に出られた!やったー!
 

 

外の風の匂いを嗅いで風を感じて

 

 

そして、一般的には犬が鳴くと


「静かにしなさい!」と

 

𠮟られる事が多いと思いますが

 

 

私は、心を失い自分の喜怒哀楽を出せず

 

唸ること以外に声を出せなかったモコちゃんに

 

自分の声を出すことをリハビリで教えました。

 

 

私は、生きものが自分の気持ちを

 

声にして出すことは、


とても大切なことだと考えてます。

 

 

私たち人間も自分の気持ちを

 

言葉を使って相手に伝えるように

 

犬猫動物たちも自分の気持ちや意思は


自分の声を使って伝えるのです。

 

 

当然ですが犬猫動物たちの声は

 

人間の言葉は話せませんが

 

ちゃんと毎日、

 

我が子と向き合っていれば

 

 

必要な時、我が子が発する声は

 

単なる無駄吠えではなく

 

何を訴えている事なのかと、

 

必ず我が子を愛する家族であれば

 

気持ちを読み取ることができるはず

 

それは飼い主の大切な役割です。

 

 

 

嬉しいのか

 

怒っているのか

 

悲しいのか

 

苦しいのか

 

犬たちはみんな、


きちんと家族に自分で伝えることができる。

 

 

いつか年老いて、動けなくなって、

 

家族が声を出せなくなった時が来たら

 

うるさい!うるさいと言ったはずの声も


涙ながらに今度はあなたの声を


聞かせて欲しいと願うでしょう。

 

 

我が子の声を聞けるうちは、

 

本当に家族は幸せなのだと

 

私は強く思うのです(無駄吠えじゃないからね)

 

話がそれましたが・・・

 

 

自分の意思も伝えられるようになってきたモコちゃん

 

最初は、唸りガウガウして

 

ボランティアさんを怖がらせて

 

ハーネスなど着させてくれませんでしたが

 

毎週、来てくれてお世話してくれる

 

優しいボランティアさんたちに

 

ようやくハーネスやリードを

 

付けさせてくれるようになりました!

 

そして、ミニミニドッグランに出られたよ!

 

 

モコちゃんの成長をサポートしているのは

 

私だけでもボランティアだけでもありません

 

終生飼育組のショコちゃんやチョビたちも

 

「おしゃんぽに一緒に行こうよ~」っと

 

誘いに来てくれたり、同じように

 

Tier Heim KOKUAにレスキューされた保護犬たちも

 

いつもみんながお互いを励まし、支え合っています。

 

 

そして、私たちの活動は

 

応援団の皆様方のご支援によって支えられています。

 

 

どうか皆さん、これからも

 

モコちゃんやKOKUAの保護犬たちの成長と

 

幸せを見守り、一緒に応援してあげてください。

 

 

モコちゃん、いつか必ず

 

みんなと一緒にお外へお散歩に行こうね!

 

 

 

 

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