大切なお知らせ「終生飼育組」 | 人と動物と地球に優しく!本場ハワイ伝統的なロミロミAloha703♡Naomiのブログ

大切なお知らせ「終生飼育組」

この度、NPO Tier Heim KOKUAは、

 

保護犬たちの一番大切な

犬の気持ち、犬の精神的、肉体的ストレス

 

個体によっては生命の危険を左右する

医療治療方針などに関する

様々な事情を考慮して

 

下記に該当する保護犬たちの

里親募集を終了いたします。

 

そして該当した保護犬たちは

新たに「終生飼育組」として

 

NPO Tier Heim KOKUAの

保護犬シェルターでこれまでと同様に

 

ボランティア一丸となり

愛情と責任を尽くし責任を持って

終生飼育をする取り組みを行うことを決めました。

 

 

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この新しい形の保護活動の

取り組みを開始することは

決して、容易なことではありません。

 

この決断については、

果たしてこの形が正解なのか否か

長期にわたり悩み続けました。

 

Tier Heim KOKUAのボランティアたちとは

事あるごとに何度も、

 

何度も、何度も、何度も

協議を重ねてきました。

 

 

この子たちの本当の

幸せとは何なのか・・・

 

 

人間に翻弄された小さな命を救い

保護犬となったこの子たちの幸せの為に

私たちがしてあげられる

正しいサポートの形とは何なのか、

 

新しい家族とのご縁を繋ぎ

本譲渡することだけが

この子たちの幸せであり正解なのか?

 

 

 

Tier Heim KOKUAの保護犬シェルターは

様々な理由でレスキューされた

野犬、野良犬、純血種、

問題を抱える様々な年齢の犬たちを

私たちに関わるみんな善意で命を繋げてきた。

 

愛情あふれる快適な環境の中では

TierHeim KOKUAに救われた全ての犬たちが


人間社会から見捨てられた

心の傷に対してリハビリを行い


日々、自己の課題改善や

身体の不自由の克服も目指せます。

 

Tier Heim KOKUAで暮らす

全ての保護犬たちに必要な医療については

常に信頼ある獣医師たちと相談します。

 

検査、手術、治療、方針、

必要であればセカンドオピニオン、

サードオピニオンまでを行うこともあります。

 

 

Tier Heim KOKUAの保護施設は

常に行政の基準チェックや許可もクリア

 

清潔で穏やかなシェルターの中で

しっかりとした食事、運動、リハビリ、美容、

すべての飼育管理が万全な体制で整っています。

 

毎日を賑やかに過ごし

朝昼晩と体力に合わせた運動もする


居心地の良いTier Heim KOKUAは

長期にここで暮らす保護犬たちにとって

又、卒業したKOKUAファミリーにとっても

自分たちの実家のような役割を果たしています。

 

いつの間にかサンクチュアリとなった

Tier Heim KOKUAの保護犬シェルター。

 

 

終生飼育組となった保護犬たちは

里親募集期間の2年~5年以上、

一般家庭へ行く事を拒んできたということは

 

この子たち自身の意思で

自分たちの生きる場所と

共に生きる家族を選択したのだと

 

私たちはこの子たちの心を真摯に受け止め、

今回、色々なことも重なり

何度も検討しなおした結果、

 

もう観念して、潔く

家庭という場所に里親に出すことを

やめてあげようと決断しました。

 

 

 

ここに至るまで書ききれない程の思いと

本当にそうして良いのかを

しつこいくらい自問自答を繰り返してきました。

 

 

終生飼育を請け負うということは

今まで以上の負担も背負うことになります。

 

 

ブログの文章だけでは

言葉足らずとなり私たちの

本当に本当の真意が

もしかしたら伝わらないかもしれません

 

でもどうか、中途半端で安易な決断でないことを

皆さまにご理解いただけますと幸いです。

 

 

きっと、ずっと応援してきてくれた

応援団の皆さんなら

今回の決断をご理解頂けると思います。

 

むしろ本当はすっと、

そうしてあげて欲しかったと

望んでいた方も多くいらっしゃいました。

 

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「TierHeimKOKUA終生飼育組の原則基準」

 

1、推定12歳を超えて2年以上、里親が決まらなかった場合

 

2、成犬で5年以上、里親が決まらなかった場合

 

3、疾患があり医療・投薬治療・高度治療、環境の変化などによって

 生命が危ぶまれるリスクがある場合

 

今期、上記理由に該当する終生飼育組となった

保護犬たちは次の5頭となります。

 

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言わずと知れたTierHeimKOKUAの

リーダー爽くん、サブリーダーのシェルちゃん

 

2匹は過去に何度も一般家庭へ

トライアルへ行ったものの

どうしても一般家庭に馴染めず

又、受け入れてもらえずに出戻りを繰り返し

現在、レスキューから5年以上の時を過ごしています

 

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高齢組からは、ちょび、ショコちゃん、トニーの3匹です

 

 

3匹については推定12歳以上

2年以上、ご縁が繋がらずトニーは16歳

身体に疾患を抱え、リハビリの継続中。

 

毎日、飼育状況や介助には

細心の注意が必要で丁寧にお世話しています

 

 

実際、Tier Heim KOKUA本部の外ガラスには

皆さんが閲覧できるように常に

里親募集中の写真を掲示しています。

 

写真を見てくれている人たち気づくと

私たちは外へ行って相手が気になった子の説明、

お申し込み方法をお伝えしますが

 

この子たちの写真を見て可愛い・・

と言ってた人なのに年齢を伝えると

 

「あ、じゃもう長くないね」

「すぐ死んじゃうわね」

「あぁぁ10歳超えてんのか」

「亡くしたばかりだからすぐ死んじゃうのはヤダな」

 

・・・そんな言葉を

私は直接、沢山言われてきた。

 

すぐに失いたくない

という気持ちはわかるけれど

 

毎日、本当に一生懸命、

必死に命を育てて繋げている私達に、

今日を必死に生きている犬たちに対して

 

いとも簡単に「すくに死ぬ」って

言葉には言って欲しくない。

 

それでも、人の価値観だから

言論は自由だし仕方ないのかもしれません


その都度、言い表せない

悔しいのか悲しいのか嫌な思いをしました。

 


 

一方、こちらの気持ちを

ちゃんと、わかっている方たちもいました。


老犬を看取った経験のある方たちなどは

あら、頑張ってるわね…って

うちには無理だけど長生きしてね…と

優しく見守ってくれた方たちもいます。


先は長くないかもしれないなと

思ったとしても気遣いしてくれて

すぐ死ぬなんて言葉にしないでくれました。


そのような人たちも沢山いてくれた

優しい気持ちに感謝しています。

 

 

それでも、やっぱり

里親さんを見つけてあげたいと

それがこの子たちの幸せなんだろうと思って

里親募集も続けてきた。

 

 

 

聞きたくない言葉を言われても

その都度、大切に育てていけば

今の子たちは昔より長生きするお話、

 

ペットショップで仔犬を買ったとしても

翌日に亡くなってしまうことも

病気を患ってることもある

 

私だって、あなただって

今は元気だけど次の瞬間は

何が起きるかわからないですよ、

とかね・・・

 

一生懸命に生きている子たちに

そんなこと言わないで欲しいと伝えてきた。

 

でもこれからは、この子たちが

終生飼育組となることで

もうそんな言葉を聞く必要もなくなります。

 

 

アタチ達が早死にするってー!

よーち!見てなさいよ!

アタチ達、元気に超~長生きするわよ歩くラブラブ

 

byショコちゃん&ちょび

 

 

 

 

これからも、この子たちがいる限り

愛情と責任、覚悟を持って

 

私とボランティアの仲間、

Tier Heim KOKUAを応援してくれる

 

応援団の皆さんと共に頑張って、

小さな命たちを救い、守っていきます。

 

 

終生飼育組となったみんなの様子は

これからも沢山、公開していきますので

楽しみにしていてくださいね。

 

 

どうぞ今後とも私たちの命を救う草の根活動を応援して下さい。

 

    

NPO法人Tier Heim KOKUA(ティアハイムコクア)

里親募集の保護犬情報はこちらをご覧下さい

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