8年間ゴミ屋敷に監禁された多頭飼育崩壊 | 人と動物と地球に優しく!本場ハワイ伝統的なロミロミAloha703♡Naomiのブログ

8年間ゴミ屋敷に監禁された多頭飼育崩壊

昨日ニュースで見るようなゴミ屋敷の中で
 
エアコンもなく暑さと異常な悪臭の家の中に監禁され続け
 
8年間、一歩も外へ出した事はないという飼い主による多頭飼育崩壊現場に着手。
 
 

私はスニーカーにビニール袋をかぶせて室内へ入り

 

足の踏み場がないどころか登山のような?洞窟巡りのような

 

ゴミの山の中から犬たちをレスキューしました。

 

 

レスキューの際、飼い主に向けて厳重に指導を行いました。

 

〝これは普通の飼育状態ではなく動物虐待であること〟

 

飼い主は言いました。

 

〝殺さなければ良いかと思って生かしてきた〟

 

〝でもこの暑さで死にそうだから処分しようと思った〟と、、、、

 

 

何を言っても話は噛み合わない感覚と常識の違い。

 

とにかく二度と動物は飼育しないことを約束させた。

 
 
泣き叫ぶ、犬たちをKOKUA号に乗せて
 

悪臭が酷くて高速道路を窓全開に開けて走って帰った。

 

 

8年間一度も外へ出したことがないというのに汚れは尋常じゃない。

 

当日のボランティアたちと大急ぎで体を洗い、状態を確認した。

 

一人のボランティアさんが泣き出してしまった。

 

 

〝Naomiさん、もう、6回目だけど洗っても洗っても、まだこんなに汚れてて・・・

 

身体中に虫が張ってます・・・どうしよ・・・〟

 

犬たちが苦しむ姿を目の当たりにしてボランティアさんたちは辛かったと思います。

 
そんな時でも私は〝手を止める時間はないよ!早くきれいにしてあげよ!〟と
 
犬たちのために、ボランティアさんに前向きに声をかけ作業を進めます。
 
 
もうね…こんなことするの同じ人間とは思えない悪魔の仕業ですよ。
 

 

みんな事細かく、犬の状態を見て

 

何度も何度も犬たちの体の汚れを必死に取り除くました。

 

 

KOKUAのボランティアに男手がなく、
 
通常のボランティアさんも少ない状況の中、
 
レスキューした犬たちを洗うために60リットルのお湯を両手に抱え
 
何度も何度も、お湯を運び続けて、汗を拭く間も無い・・・
 
腕はブルブル、腰は痛い、首は攣るけど、弱音なんか吐いてる暇もない。
 
吐きたいのは犬がここまでなるまで、ふざけんな!と
 
虐待者とそれらを取り締まらない行政や日本の法律。
 
煮えくり返る心の叫び…
 

 

ボランティアさんも手を止めずに汗だくで身体を洗ってチェックを繰り返す

 

 

 ボランティアさんも可愛そうに汗だく水浸しで

 

こんな大変な事やっても電車賃さえも誰一人としてもらってない

 

全員が完全無償のボランティアで、

 

みんなの気持ちに感謝でしかありません。

 

 

 

 夜の7時まで続いた作業

 

1日目、体をきれいにしてフロントライン

 

清潔な部屋で当たり前に食事を食べさせた。

 

 

8年ぶりに見た空の色、、、、

 

きっと、この子達はこのお日様と、

 

KOKUAのボランティアたちの優しい手のぬくもりに安堵した表情をみせました。

 

 

そうだよ、、、

 

これからは沢山の愛情の中で心穏やかに暮らせるからね、、、

 

もう、ただ息を吸うだけの閉ざされた生活は、終わったんだよ。

 

 

生きててくれて有難う・・・

 

人間がごめんね・・・

 

 

一緒に生きよう。

 

 

今日は2日目のケア、頑張れ小さな命たち。

 

 

 

この子達は、これから最低限の医療ケアとして

 

 

ワクチン接種、狂犬病接種、血液検査、去勢避妊、マイクロチップなどが必要です。

 

個体の状態からして、その他にも必要な医療措置がされる可能性もあります。

 

里親が見つかるまでにも飼育に経費がひつようとなります。

 

どうか、この子達のために皆さまのご支援のご協力をお願いいたします。