8年間ゴミ屋敷に監禁された多頭飼育崩壊
私はスニーカーにビニール袋をかぶせて室内へ入り
足の踏み場がないどころか登山のような?洞窟巡りのような
ゴミの山の中から犬たちをレスキューしました。
レスキューの際、飼い主に向けて厳重に指導を行いました。
〝これは普通の飼育状態ではなく動物虐待であること〟
飼い主は言いました。
〝殺さなければ良いかと思って生かしてきた〟
〝でもこの暑さで死にそうだから処分しようと思った〟と、、、、
何を言っても話は噛み合わない感覚と常識の違い。
とにかく二度と動物は飼育しないことを約束させた。
悪臭が酷くて高速道路を窓全開に開けて走って帰った。
8年間一度も外へ出したことがないというのに汚れは尋常じゃない。
当日のボランティアたちと大急ぎで体を洗い、状態を確認した。
一人のボランティアさんが泣き出してしまった。
〝Naomiさん、もう、6回目だけど洗っても洗っても、まだこんなに汚れてて・・・
身体中に虫が張ってます・・・どうしよ・・・〟
犬たちが苦しむ姿を目の当たりにしてボランティアさんたちは辛かったと思います。
みんな事細かく、犬の状態を見て
何度も何度も犬たちの体の汚れを必死に取り除くました。
ボランティアさんも手を止めずに汗だくで身体を洗ってチェックを繰り返す
ボランティアさんも可愛そうに汗だく水浸しで
こんな大変な事やっても電車賃さえも誰一人としてもらってない
全員が完全無償のボランティアで、
みんなの気持ちに感謝でしかありません。
夜の7時まで続いた作業
1日目、体をきれいにしてフロントライン
清潔な部屋で当たり前に食事を食べさせた。
8年ぶりに見た空の色、、、、
きっと、この子達はこのお日様と、
KOKUAのボランティアたちの優しい手のぬくもりに安堵した表情をみせました。
そうだよ、、、
これからは沢山の愛情の中で心穏やかに暮らせるからね、、、
もう、ただ息を吸うだけの閉ざされた生活は、終わったんだよ。
生きててくれて有難う・・・
人間がごめんね・・・
一緒に生きよう。
今日は2日目のケア、頑張れ小さな命たち。
この子達は、これから最低限の医療ケアとして
ワクチン接種、狂犬病接種、血液検査、去勢避妊、マイクロチップなどが必要です。
個体の状態からして、その他にも必要な医療措置がされる可能性もあります。
里親が見つかるまでにも飼育に経費がひつようとなります。
どうか、この子達のために皆さまのご支援のご協力をお願いいたします。