身勝手なバカップル‼
私が抱かせて頂いている可愛いこの子は・・・
チワワの『レオちゃん』まだ生後1年もたたない子供。
この子は、バカップルの身勝手によって
大阪から、遠く離れた渋谷で暮らすことになりました。
私は『ハワイアンカルチャー・ロミロミの普及活動』の他に、
動物と人間が共に幸せに暮らせるように・・・と強く願い
わんちゃんのカルチャー教室、セミナー講師、ボランティア活動に参加させて頂いてます。
同じ気持ちでわんちゃん達の幸せを強く願い
一緒に活動している心優しい妙子ママ
『レオちゃん』との出会いは妙子ママのドッグカフェ・ホテルに、
数日間のお預かりで来店したのがきっかけでした。
『レオちゃん』が初めて妙子ママの基に来た時、
急に、けいれんを起こし、口から泡を出し大変な状態になったそうです。
スタッフのみんなも、レオが死んじゃうんじゃないかって
泣きながら心配して、病院へ連れて行くと・・・
『水頭症』という病気を持った子だったのです。
もちろん、お預かりする際には
狂犬病・ワクチンの摂取、その他の病気がないかどうかを
飼い主さんから申告頂いた上でお預かりしているはずなのに・・・
獣医さんのアドバイスの基、
『レオちゃん』の看病やケアに励み、とにかく飼い主さんの御迎えを待ちました。
それなのに・・・
お預かりの期日を過ぎてもお迎えに来ない!
こちらから連絡しても連絡が取れない・・・
やっと、メール連絡が取れて東京駅で引き渡しを約束。
20代の飼い主カップルがやって来た。
小刻みに震える『レオちゃん』を見て
『アッ・・・やだ~』っと飼い主は手を伸ばさない・・・
飼い主が移動用のハウスを持参していたので
『飼い主さんの手でハウスに入れて下さい』と言っても入れられない!
仕方がなく、妙子ママ側の手から入れようとしたところ・・・
『このまま、大阪に連れて帰っても新幹線で死んじゃうから・・・』って・・
何が言いたい・・・?
このバカップル対妙子ママたちの話し合いの末・・・
1つだけ妙子ママたちが分かった事は、
このカップルは病気を持ったレオちゃんを育てようという気がないこと。
そう・・・
最初から大阪から東京に置き去り(?)置き捨て(?)しようと思っていたのです。
レオの余りにも不運な状況を見兼ねて
妙子ママたちは、自分たちで引き取ることを決意。
その気持ちを飼い主に伝えたところバカップルは大喜び!!
しかし、引き取る上でレオちゃんの病気について詳しく教えてほしいと伝えると、
この期に及んで『この子は病気とか一度もなった事ないです』って・・・
もう・・・嘘はいんだよ!(心の声)
とにかく、今はレオの病気が良くなるように最善を尽くすことだけを考えましょう!
この子の病気は先天性なのかどうなのか?どんな環境で育ったのか?
処方箋は何なのか?好き嫌いは・・・?
こちらで、育てると言っても容易な事ではありません。
最低限の情報だけでも頂きたい・・・
でも何故か聞いても知らない!病気じゃないとトボけるカップル
これ以上、話しても埒が開かないし、
妙子ママ側の腕の中で小刻みに震えて飼い主のもとへ帰ろうとしない
レオちゃんの姿を見て・・・
『じゃあ!もうイイです!この子はコチラで育てます。お金も支払って頂かなくて結構です!でも、飼い主さんが引き取る気になったら大阪からいつでも迎えに来て下さい。それとメールだけでもいいので連絡だけは毎日コマ目に下さい』とお願いをして飼い主カップルと別れました。
話し合いが終わった後・・・
飼い主カップルは、お手手つないでルンルン♪
で仲良く東京駅を後にしたそうです・・・
本当に身勝手なバカップル!!
その後、当初お預かりの際に預かったワクチン証書を基に
大阪の病院へ確認したところ・・・
案の定『水頭症』で病院へ掛かっていたそうです。
今では言うまでもなく毎日、妙子ママ側からは基飼い主のバカップルにレオちゃんの様子をメールしても何の返答もなく、バカップルとのメール連絡は途絶えているらしい・・・
でも、レオちゃんは妙子ママと心温かいスタッフと沢山の仲間たちと共に
少なからず以前より、幸せに暮らしています。
我が子を捨てる行為は絶対許せない。
どんな子であっても生きている
命があると言う事を忘れないでほしい!
人間も動物も
命の尊さは同じなんです・・・。
水頭症とは・・・
<症状と原因> 頭蓋骨の内部には脳質と呼ばれる空間があります。脳脊髄と呼ばれますクリアな水のような液体が満たされています。様々な要因で脳脊髄液が増えて溜まると脳室が大きくなって圧迫されまして、多くの神経症状が起きます。 水頭症には2種類あって、 (1)脳室内に脳脊髄液が異常に貯留し、その結果脳室の拡張を生じ、脳組織が圧迫されて種々の障害を生じる内水頭症と、(2)くも膜下腔に脳脊髄液が貯留して同様な障害を生じる外水頭症がある。 チワワ・ヨークシャテリア・トイプードル・などの小型犬、あるいはボストンテリア、ペキニーズなどの短頭種に多発する傾向にある。 <先天性水頭症の症状> 先天性水頭症の主な症状としては、嗜眠・活動性の低下・発作・痴呆・行動異常などの意識障害・不全麻痺・斜視・眼球振とう・筋硬直などの運動障害・視力障害・姿勢反応異常などの知覚障害などが認められる。 出生直後あるいはしばらくして、泉門の拡大や骨縫合線の離開を伴った頭蓋の拡張は指摘できるが、神経症状は一般的に最初から伴わず、後になって発現する。 <後天性水頭症の原因> 後天性水頭症では症状は進行性の場合が多いと考えられるが、特徴的なものはない。 <治療の方法> 診断は特徴的な症状、レントゲン検査、CTスキャンで行われる。脳炎があるかどうかは脳脊髄液の検査で調べ、症状のないものでは治療は必要ありません。症状のあるものでは、薬物療法で脳脊髄液を少なくし、あるいは手術によって脳脊髄液を他に流す処置を行うこともできます |