数年前私の父が他界しました
晩年は入退院を繰り返し、自宅にいるときも寝ていることが多くなっていましたが
私が子どもを連れて遊びに行くとすごく喜んでくれました
孫たちに会いたくて病院でも自宅でも会いに行く度にまた来てねと毎回子どもたちに
お小遣いをくれました
亡くなったとき子どもたちは小さかったので記憶にないことも多いようですが
ばあばからお金もらってじいじがお小遣いくれてたことは覚えている
と言っています
そんな父が亡くなった日のこと
亡くなって数時間 まだ死後の処置も終わっておらず病室のベットで寝かされている状況で義父母が訪ねてきました
昨日ブログのような状況だったので
結婚式以来、特に両家に親交はありませんでした
それでも義父母は空気を読まず病室に入ってきました
私も初めて身近な人の死を目の当たりにして心の整理もつかない状況だったので
イヤだなと思いつつも病室に入るのを拒むこともできず.....
しかしここでも義父母は非常識を炸裂させたのです
入ってきて一言二言大変だったねというような言葉は交わした気がします
そのあと義母はうちの子どもと病室内で騒ぎ始め
待てーとか言いながら両手をあげ楽しそうに追いかけっこを始めます
その間義父はベットに寝かされた父にすごく近づき至近距離であっちからこっちからじろじろ観察を始めました
そして義父は一人で 「お父さんそんなに口をあいたらいい男が台無しですよ」
とか言っているのです
まだ処置もされていない父をそんな風に至近距離で見られること自体すごく嫌悪感を覚えました
普通亡くなった人をそんな風に見られないですよね...
すると義母が
「お父さん(義父)そんなに見るとお父さん(私の父)恥ずかしいって。
穴が開いちゃうよ」
と言い出したのです
ここふざける場でも冗談言う場でもないし
このときは怒りもわいてこないほど大切な父を失った悲しみの方が大きかったのですが後で思い返してみても非常識の度を越えすぎているなと思いました