コースに戻り、時計を見ると、
残り4時間くらいでした。
約25km走れば、160kmになる。
とってもしょぼい記録だけど、
何か目標がなければ、
今の私はコースにいられない。
寝て起きたときには、
6分30/kmくらいのスピードが
3周だけでました。
復活はありませんでした。
コース上にはぐるっと1周、
応援がたくさん。
堺さんも、逆走しながら、
コースに戻った私を
応援してくれました。
神宮外苑に
ジョギングしに来た若い女性が
「24時間走してると聞いたのですが、
あなたもずっと走っているのですか?」
と、一緒に走りながら、私に
話かけました。
「今で22時間です。
さっき少し寝ちゃったし、
まだ150kmくらいしか走っていない
から、1番走っている人に比べたら、
きっと100kmくらい少ないと思うけど。」
って答えました。
女性は「それでも凄いです。」って、
言ってくれました。
もしかしたら、10年後には、
その女性も神宮外苑24時間走に
参加しているかな?
コース上に、私の尊敬する
加村さん、沖山さん、関家さん、
そして、工藤さんがスタッフで
ずっといらっしゃいました。
良一さんから、
日本代表の中の代表の方々だと
ずっと昔から聞いていました。
そして、あけみさんと
偶然一緒に走っていたら、
あけみさんが
遠くからやってきた女性に
「すーさん、・・・」って
話しかけました。
「すーさんなの?
嘘、信じられない。
すーさん!!」
って叫びました。
撮影:すー。さん
神宮は選手もスタッフも
超一流の選手がいる
そんな私の憧れの場所。
「もう少しだ、頑張ろう」
とは、全く思えなかったけれど、
嫌々コースに居続けました。
最後は、竹田さんがいつも
やるみたいに
ダッシュしました。
きっと竹田さんみたいには、
全然速くなかったけど。
初めてお会いするランナーさんが
座り込んでいました。
「もうすこしで、
あと1周いけましたね。」
もう1歩も走りたくないと
思っていたのに、
そんなかっこいいことを言う
自分が可笑しかった。
世界歴代2位で、
(1位はあのヤニス・クーロスさん)
日本記録285km保持者の
原良和さんに
足元においた札に
チェックをしていただいた。
ここには、
お名前を書いていませんが、
スタッフしてくださった皆様、
応援してくださった皆様、
コース上で追い越しざまに
毎回声をかけてくれた選手の皆様、
どうもありがとうございました。
みんなに抜かれまくって、
段々と気持ちがめげちゃった
と思う。
強い人が大勢参加して
いるんだから、こうなる事は
分かっていたのに・・・。
来年は、練習を積んで、
何があろうと、落ち込まない
自信をつけよう。
神宮外苑24時間走、
泣きたくなるほど
いやだったけれど、
来年は、絶対に、
絶対に負けないぞ~!!
最後になりますが、
24時間ずっと、
私に目力で語りかけてくれた
いつも一緒に
大会スタッフしている
スポーツエイドジャパン
のみんな、良一さん、
サンキューでした。
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