昨日、九段下の地上出口を市ヶ谷方面に向かう日本武道館側の歩道で、
坂を下ってきたマウンテンバイクに乗る男に、いきなり右目を殴られて負傷してしまいました。
いわゆる「通り魔」ってやつです。麹町署に被害届を出してきました。
物を盗るでもなく、いきなり人の顔をはたいて逃げた卑怯なやつです 
おそらくそういうことを何度かやっているような態度でした。
その時はアルバイトの女の子と事務所がある靖国神社方面に向かって歩いていて、
僕は広い歩道をふたつに分けるセンターライン付近を歩いていました。
同じ歩道の向こう側から坂を下って神田方面に向かう自転車の男性が右手を挙げたので、
一瞬知り合いかな？と思って見たら、すれ違いざまに僕の右目に掌底を食らわせてきました。
かけていたメガネが飛ばされ、右目を押さえながら振り向いて姿を追いましたが、
振り返るそぶりもなく坂を下っていきました。
何が起こったかわかりませんでした。
まったく知らない男です。
別に進路をふさいでいた訳でもなく、だからといって殴っていい訳もなく、
かわいい女の子と歩いていたのが気に入らなかったのか、
春だから何かと気をつけなければならないなと思いました。
こんな場所でこういう出来事は珍しいらしく、聴取をとった警官も驚いていました。
ですが、これが丈夫な僕だったからまだよかったものの、
女性や子どもだったらタイヘンですし、メガネが割れて失明したらどうするんでしょうか？
その憤りから、交番のおまわりさんには詳しいことを伝えました。
僕はすれ違いざまでも顔をはっきり覚えていますし、
その他いくつかの特徴をはっきり覚える能力があるので、
もし見かけたら写真や動画をとるなどして、
逮捕につながる情報を警察に渡そうと思います。
怒りに任せて捕まえようとして相手をケガさせて、
自分が暴行罪になる危険はおかしません。
自分と同じ思いをするひとが出ないことを切に願います。
事情聴取が１時間以上もかかったのですが、
その際に印章を持っていなかったので拇印をとりました。
「随分と綺麗な指紋ですね！」と、こんな綺麗な指紋は見たことがないと、
嬉しいような嬉しくないようなことを言われました。
一緒にいた女の子に何も危害が及ばなくてよかったと言うことと、
メガネのガラスが割れずに、右目の周辺が赤くなって腫れたぐらいで、
不幸中の幸いだったかなとか、
前日、新ブランドのプレゼン資料の作成をしていて、
相当テンションがあがっていたので、
浮かれていないで気持ちを引き締めなさいということなのかと捉えると、
ただでさえ気合いが入ってる自分に、更に火がつきました。
スーパーポジティヴな僕ですが、
夜に近付くと頭痛と腫れがひどくなったので、
アルコール消毒という名のお酒をたくさん飲んで、
コテっと眠ることにしました。
翌朝は頭痛もおさまり、腫れもひどくはなくなっていました。
まあ、ラグビーのコンタクトプレーに比べれば、屁のかっぱです。
さすが超回復力の持ち主！
更に気合いが入りました！！
そう考えると、アントニオ猪木の「闘魂注入」は、
あながち嘘ではないと思います。
「闘魂注入」される方には、相手に敬意の念があるのですから、
その行為は「愛」とも置き換えられます。
しかし、通り魔のやったことは断じて許されることではありません。
「お天道様」の下でやったことは、必ず自分の身にかえってくるでしょう。
罪悪感など感じていないでしょうから、怯えながら眠ることなどないでしょう。
それでも僕のカンでは、彼は捕まるような気がしています。
みなさん、歩道を歩く時は、なるべく端っこを歩きましょう。
そしてカバンをとられないように気をつけましょう。
女性やお子さんは、車道側を並んで歩かせないように心がけましょう。