もうけっこう前になるけど
私の中の“悪い子ちゃん”が復活した。
最近はだいぶ、それが馴染みつつある。
アラフィフにもなって
“悪い子”とはどういうことかというと。
生きていくうちに、
知らず抑圧してしまった
自由奔放で子供っぽい
エネルギーが蘇ってきて
今後はそれを表現しないとウソになる！
という感じになったのだった。
そのエネルギーは
かなりのパワフルさを秘めていて
向こう見ずというか、、
わかりやすいイメージで言うと
イタズラが過ぎる悪ガキというか
毒っ気のあるロックな感じ。
(リアルの私は依然ヘタレだけど)
昔からその要素が自分に
少しあるのは知ってたけど
思った以上に濃かったのが意外だった。
そして、“物分かりのよい大人”として
作り上げた今の環境にギャップを感じて
ちょっとだけ困ったりもした。
髪型に違和感出たりw
色々となんか違うなとか。
だけど、言うほどいい子ちゃんで
品行方正に生きてきたワケじゃない。
それでも息苦しかったのだから
いかに抑圧が多かったのかと思う。
そして、
その“悪い子”のエネルギーの原型は
雷のように、破壊的で恐ろしいけど
有無を言わさない美しさがあった。
私のエネルギーが美しい
というのではなくて
子供のように計算のない
本能や衝動のエネルギーは
純度が高いから強くて美しい。
行為どうこうの是非は別として。
純度という価値観を
自分がものすごく大切にしてることに
改めて気づかされた。
純粋さだけを基準に物事を見つめると
時には“怒り”すらも美しいものになる。
善悪のジャッジは別として
イケナイ事に惹かれてしまう
ことってのは確かにある。
表現の自由を考えていたら
これまでとはまた違う視点で
善悪について見つめる事になった。
優しさは時に悪になり
悪は時に優しさになる
天使のような悪魔
悪魔のような天使
そう言い表わせるようなことが
実際に現実としてあると知ったけど
立ち位置が変わると
それもまた入れ替わったり。
絶対的な物なんてないってことを
またひとつ確認したのだった。
今、時代的に変化が加速してるというか
当たり前として受け入れてた価値観が
どんどん崩壊していってる。
その中で、個を確立するためには
自分のありのままの欲望や
ダークサイドも丸ごと見つめて
受け入れる事が重要だと実感したから
それを伝えたいと思った。
そして今のこういう私とは
もう感覚的に合わないと
感じる人もいると思う。
また、いつか合う時が
来るかもしれないし
来ないかもしれないけど
それぞれの在り方を
尊重できればいいなと思う。
そして、なかなか伝わりにくいけど
時には“関わらない”という選択も
思いやりだったりするんだよね♡
