肝細胞癌のカテーテル治療の為に入院していた父が、昨日退院出来ました。
今回のカテーテル治療が効いてるかどうかは、来月のMRI検査で調べるそうです。
前日に発熱があったものの、無事に退院出来て良かったです。
でもね…だんだん意固地になってるのか少し認知症が入ってきてるのか、すぐキレたり拗ねたり会話が成り立たなかったりで、久々にかなりイライラしました。
親が高齢になってきて、なるべく穏やかに優しく接する事を心掛けてはいるんですけどね…今回は、ちょっと我慢が出来ませんでした。
今後、色んな意味で様子見です。
父が入院中、母が家で一人になるので心配やったんですよね~
その父の入院中、朝6時半頃に携帯電話が鳴りました。
朝早くとか夜遅くに電話がなると、ビクッとします。
画面を見ると、母からです…何かあったに違いない。
出てみると、嫌な予感が的中しました。
転倒して起き上がれない…と。
母は膝の手術をしてから、膝が鋭角に曲がらないので床には座れません。
誤って尻もちでもつこうもんなら、自分の力では起き上がれないのです。
これまでも、そういう事があって救急車を呼んだり、近所の方に助けた貰ったという事があります。
今回も自分で立てないと…意識がハッキリしてるのは、救いでした。
ダンナと一緒に、駆け付けました。
鍵を開けて中に入ろうとすると…チェーンが掛かってます。
少し開いたドアから呼びかけると、這いながら玄関に近づいてきてはいるものの、そこまでしか無理だと…チェーンが掛かったままでは、ドアを開けられません。
管理人さんのお宅のインターホンを押すけど、留守されてて…。
申し訳無いですが、朝早くから両隣のお宅のインターホンを押させて貰いました。
朝早いのでなかなか応答が無かったんですか、結果、どちらのお宅もいらっしゃって…先に出てきて下さった方に、状況を説明してお願いしました。
「お宅のベランダづたいに、うちに入らせて頂けないでしょうか?」
快諾して下さって、ダンナにベランダからうちに入って貰いました。
中に入ると、トイレの前にへたり込んでました。
和室の窓を開けようと思ったら、足が滑ったのかよろめいたのか…側にあったテレビごと転倒したそうです。
足と手は動かせてるので骨折してないけど、頭を打ってたんこぶが出来てるし脇腹も痛いと。
頭は怖いので、救急センターに電話して相談すると「すぐ病院に行って下さい。」と言われ、脳・頭専門の病院へ。
着くとすぐに検査して頂けました。
結果、一応頭蓋骨も脳も大丈夫との事で一安心でした。
脇腹が痛い以外は、食欲もあってちゃんと喋れて…その日は、一旦家に帰ってまた夕方から実家に。
次の日・月曜日、朝実家に帰ると気分も悪くないし朝ご飯も食べたけど、やっぱり脇腹が痛いと…。
いつも通院してる整形外科に、連れて行きました。
「肋骨が1本折れてますね」と…だから痛いのね~。
骨が肺に刺さったりしてないので、このまま治るのを待つだけだそうです。
固定出来ると少しはマシなのかも知れませんが、母は食道裂孔ヘルニアなので、コルセットが出来ないんです。
先生曰く、「若い方でも1ヶ月ぐらいは掛かると思うので、2ヶ月ぐらいは痛いかと思います。」って。
歩けるし食事も普通に摂ってるし、洗濯も自分でしてて…体勢によっては痛いみたいですが、正直、これぐらいで済んで良かったです。
頭を打ってもっと大変とか、元々悪い膝をもっと悪化させてたりとか…寝たきりになったりしないで、本当に良かったと思ってます。
くしゃみとか、咳が辛いみたいですけどね。
今回の教訓…「一人暮らし(一人の時)は、玄関のチェーンを掛けてはいけない!」
いやぁ~ほんま、色々ありますね~
親が高齢になるにつれ、予想だにしない事が起きます
これからも、きっとこういう事が起こり得るんやろなぁ…
慌てず騒がず狼狽えず対応出来る様にしないとね