国民文化祭あいち きものの祭典

いつもブログをご覧いただきありがとうございます一般財団法人 民族衣裳文化普及協会認定講師の橋元百恵です。

今日は、国民文化祭·あいち2016のイベントとして開催されていた｢きものの祭典｣へ行ってきました最終日のイベントとして着物のステージショーがあり、私はそれが観たくて今日足を運んだのですが……立ち見まで出る大盛況で、私は残念ながら生で観る事が出来ず別室のモニタースクリーンで拝見しました。

そんなこんなで着物ショーの写真は残念ながら1枚もありません

さてさて、この｢きものの祭典｣はステージショー以外にも着物文化と歴史を身近に感じられる展示コーナーもありましたので、今回はそちらの様子をご紹介させていただきます。

まずはこちら

王朝装束の十二単と直衣(のうし)

有松絞りの十二単が展示され、十二単と直衣を纏ったマネキンで雰囲気を演出していました

そしてその流れで有松絞りの着物が並んでいました

ちなみにこちらは王朝継き紙の作品です。

平安時代、宮廷の女房の間で生まれた日本最古の和紙工芸を研究し再現して作られた作品だそうです。知識が無いと正直綺麗な柄の扇だな…でスルーしちゃいそうですが、説明を読んだ途端、作品の見方が変わってしまいましたやはり学びって大切ですねひとつ勉強になりました。

その他、師範の会で制作した創作帯結びのミニ帯がズラリと展示されていました

この中に私の作品もありましたよ〜👘

お恥ずかしい出来栄えですが…

作品はこちら

薔薇の帯結びは沢山種類がありますが、あえて挑戦花びらの形をかなり悩みましたが、少しでも華やかにしたくてヒダの取り方を工夫して仕上げてみました。ちなみに結び名は｢世界にひとつだけの花｣。そうです。私は昔からSMAPの大ファン同年代のSMAPが頑張る姿を見て私も頑張ろうっ！ってpowerをもらっていました。そんなSMAPが年内で解散すると報道された時に作った作品なので、思いが入り過ぎちゃいましたね

最後に今日の着物コーデです。

江戸小紋の着物に京袋帯を合わせました。半衿と小物を赤で統一した事で江戸小紋をカジュアルダウンさせて少しは粋に着こなせたかな⁇

今回は写真も多く、長いブログになってしまいました

最後までお読みいただきありがとうございました