久しぶりのblogの更新です。
コロナの行動制限がない秋を迎えたせいか、一気にイベント関係が動き出した感じで、ここのところ、毎月コンサートの本番があるというスケジュールになっており、大変忙しくしております....
10月には、3年越しで初演を迎える楽曲があります。
2020年の相模原邦楽アンサンブルの定期演奏会で初演されるはずだった「夢の情景II」という曲です。
コロナの影響で2年間延期を余儀なくされました。
相模原邦楽アンサンブルは、和楽器で構成されるオーケストラ楽団です。
パッと聞いてイメージできない方もいらっしゃるかもしれませんが、数十人のメンバーで箏がストリングス、尺八が木管楽器...みたいな感じで楽器構成されており、指揮者の元、演奏します。
ピンとこない方はウェブサイトの写真、見てみてくださいね。
名前の通り、神奈川県相模原市を拠点とした楽団で、アマチュアですが非常にみなさんアクティブ。
常任指揮者は、オペラなどで大活躍している苫米地英一氏です。
コロナ一昔....じゃないけれど、作曲したのは2019年(だったかな....)。
記憶も定かじゃないくらい、昔のような気がします
当初は「夢の情景」というシンプルな題名でした。
邦楽オーケストラの曲を書いたのは初めてのことで、もちろん洋楽器のオーケストラとは全く違うので、試行錯誤を繰り返しました。
とにかく倍音の出方が違いすぎて、書いても試演してみると思ったような音色にならないんですよね....
それで、改訂、改訂を繰り返しまして。
そのうち、気がついたら最初の曲とは程遠いことになっていまして....
あまりに違う曲なんで、「夢の情景II」という題名にしたわけなんです(苦笑)
でもね、このPart2から始まる"夢の情景"という題名、ちょっと気に入っています。
なぜなら「Part1があるんですか?」って必ず聞かれるので。(笑)
「いいえ、私の"夢の情景"は2から始まるんです」
ってお答えすることにしています。なんかいいでしょ???
今回、初演を迎えるということになれば、これで邦楽オーケストラの経験を積んだので、次からはPart3以降を書こうかなあー
なんて企んでいます。
とにかく、他の演奏楽曲は大ベテランの作曲家の先生方の作品にも関わらず、
邦楽オーケストラの知識もなく未経験である私の楽曲をもそこで取り上げてくださった、相模原邦楽アンサンブルのみなさんに感謝です。
長いコロナ禍を乗り越え、ついに初演を迎えますこと、そして演奏会が無事に盛況に行われますこと、心より感謝いたします。
相模原邦楽アンサンブル 第20回定期演奏会「日本の四季」
日時:2022年10月8日(土)13:30開場、14:00開演
場所:杜のホールはしもと(神奈川県相模原市緑区橋本3-28-1ミウィ橋本7-8階/JR京王線「橋本」駅北口)
入場料:1,000円
主催:相模原邦楽アンサンブル
後援:相模原市、相模原市教育委員会、相模原市社会福祉協議会
※ご招待券、若干数ありますので、ご希望の方は私の方へ直接ご連絡ください。