尹東柱(ゆんどんじゅ)という詩人をご存知でしょうか?

韓国の教科書にも出てくる、国民的に有名な詩人で、日本に留学、昭和20年に27歳で獄死した詩人です。

政治的歴史的な見解というより、私は尹東柱の持つ表現の美しさに触れ、ぜひ歌曲にしてみたいと思いました。

ただ、ハングルで書かれた詩では、曲をつけるのは難しく、そして日本では演奏の機会もないだろう....

そう思って、日本語訳に曲をつけようと試みました。

ですが、権利関係が非常に難しく.....アセアセ

諦めかけたその時に、私の曲のために新訳を書いてくれるという訳者が現れ....キラキラ

尹東柱の世界を音楽にすることが叶いました。

おそらく、日本語訳に音楽をつけ歌曲にしたのは作曲界では誰もやっていないと思います。(もし既にやってる人がいたらごめんなさいお願い

 

ついにその歌曲が11月4日に初演されます。下矢印

 

邦楽2010の「音のカタログ」です。

あれ!?と思った方は鋭い!!そう、邦楽器(箏)で伴奏をするんです!

これは、私なりの日韓の響きの融合なんです。

ただ、再演のしやすさを考えた時、やはり歌曲はピアノ伴奏というのが基本かと思いますので、ピアノ版も同時に書き上げました。

 

歌曲集として取り上げた詩は5つ。

序詩、新しい道、空も海も、こおろぎとわたしと、星を数える夜

となっていて、演奏時間は11分半の予定です。

 

今回この曲のために日本語訳をしてくれたのは、元神奈川大学客員教授の梁東準氏キラキラ

初演は新居佐和子さん、箏は吉澤延隆さんですキラキラ

ピアノ版もいつか初演したいなあと考えています。

そして、楽譜なども出版できたらいいなと思っています。

 

今回の初演は、私以外の作品も邦楽器をめぐるインターナショナルな世界が展開されていますので、どうぞお楽しみに。下矢印

 

作曲家グループ<邦楽2010>コンサート
音のカタログ vol.13


2026年11月4日(水)18:00開場 18:30開演 としま区民センター6階 小ホール
チケット:¥3000 (当日前売りとも) 
※私の方でもチケット持っています。是非こちらにご連絡ください

曲目

笹原絵美
《Veil》Ⅱ   (2026年/初演)
アルト・サクソフォン:彦坂優太 低音二十五絃箏:金子展寛

高橋久美子
 空-KU- 雅楽器小アンサンブルのための4 (2026年/初演)  
 篳篥:中村仁美 楽箏:野田美香


中村彩子
作詞:尹東柱、訳詞:梁東準
空と風と星と詩  -尹東柱の詩による歌曲集 (2026年/初演)
ソプラノ:新居佐和子 箏:吉澤延隆

 

橋本信
群竹(むらたけ)を渡る風 (2026年/初演)
尺八:大河内淳矢

 

ジャン=パトリック・ブザングラン
分かち合う空 (2026年/初演)  
声/竽:石川高


森田泰之進
瞬息 (2017/26年/改訂初演)
尺八:福田輝久


クリス・モリナ Christopher Molina
森の精から (2026年/初演)
二十五絃箏:滝田美智子 尺八:クリス・モリナ


マーティン・リーガン
八つの息の巡り(2026年/初演) 
尺八:田辺頌山、菅原久仁義


★司会:田中隆文(邦楽ジャーナル編集長)
終演予定時間(20時45分頃)

●後援:邦楽ジャーナル、特定非営利活動法人日本現代音楽協会、公益財団法人 日本伝統文化振興財団
●協力:おことの店 谷川
●デザイン:羽山茂男

としま区民センター 6F 小ホール(池袋)
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-10 JR他各線「池袋駅」(東口)より徒歩7分

作曲家グループ<邦楽2010> https://hogakucomposers.wixsite.com/website
facebook: https://www.facebook.com/hogaku2010  Twitter:@hogakucomposers