楽しい×2 歌のコンサート
久しぶりのブログ記事となってしまいました。
5月14日(土)に、東京都荒川区の日暮里サニーホールで行われるコンサートの編曲を担当しました。
様々なコンサートが中止、延期されてきたこの2年。このコンサートも紆余曲折がありましたが、なんとか開催できそうです。
久しぶりに声楽コンサートのアレンジです。
チラシには、「いらしてのお楽しみ!」となっていて、曲目が明記されてなく、かなりあやし〜い感じになっていますが(笑)、このコンサートで私が編曲した三木鶏郎の冗談音楽のアレンジが初演されます。
三木鶏郎、と聞いてピンと来る方は、かなりご年配か、昭和レトロマニアの方かと思いますが、
若い方でも、例えば
♪くしゃみ3回、ルル3錠
♪キリン、レモン、キリン、レモン、キリンレモンキリンレモン
♪牛乳石鹸、よい石鹸
こんなCMソングなら聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
あとは、
♪トムとジェリー、仲良くケンカしな(トムとジェリー)
♪ビルの街にガオー (鉄人28号)
なんていう主題歌も、ある程度の世代の方はご存知ではないでしょうか。
これらを作曲したのが、三木鶏郎です。
冗談音楽は、昭和20年代から30年代にかけて、ラジオで放送されたコミックソングです。
60代後半くらいから上の世代の方は、子供の頃ラジオで大笑いしながら聞いた国民的な楽曲が多く、三木鶏郎の名前を知らなくても懐かしいと思いますが、いかんせん演奏家や私も含め、若い世代には初めて聞く曲も多く....。
もしかしたら今回のコンサートは観客の方の方が曲については詳しいかもしれません。
ただ、3ヶ月かけ12曲を編曲している最中、SNSなどで紹介していたところ、結構フィードバックや問い合わせがあるんですよね。
ぜひ、初演後、コンサート以外の何らかの形でも発表したいなと思っていますので、お楽しみにしていてください。
私が編曲した楽曲は12曲です。
「田舎のバス」(中村メイコ)、「秋はセンチメンタル」(ナンシー梅木)、「毒消しゃいらんかね」(宮城まり子)、「これが自由というものか」(榎本健一)、「冬が来たよ」(トニー谷)、「恐妻節」(森繁久弥)、「雪のワルツ」(楠トシエ)、
そのほか、「涙はどんな色でしょか」、「僕は特急の機関士で」、「夏が来たら」、「バナナリズム」、「トムとジェリー」といった曲も編曲しました。
もうご年配の方は、曲名や歌手を見ただけで涙が出ちゃう方もいるかと思います。
これらをピアノ伴奏付き声楽で若い世代が演奏するという、昭和時代への画期的な挑戦。
どうぞ、ご興味のある方は、日暮里サニーホールへ足をお運びください!
チケットはチラシ記載のメールアドレスまで。
楽しい×2 歌のコンサート
日時:2022年5月14日(土)13:30-
場所:日暮里サニーホールコンサートサロン
入場料:2500円
出演:河口玲子、島木直子、杉本朝絵、玉田弓絵、二野宮孝子(歌)、小島好弘(ピアノ)