かなり久しぶりのblog更新になってしまいました。
私が2006年に出版した、教育用の器楽合奏曲集「スペインのカスタネット」(音楽之友社)。
こちらが、2021年の8月に第16版が重版されたと出版社よりご連絡をいただきました。
コロナ禍で、合奏をする機会というのは確実に減っているのに、売上数は変わっていないとのこと、本当に長年にわたって演奏をしていただいている皆さんのおかげです。感謝しかありません。
そんなタイミングで、パーカッショニストの山本晶子さんから、「スペインのカスタネット」の動画を制作したいとご連絡をいただきました。
山本晶子さんは、演奏会や音楽鑑賞教室などで、拙作「スペインのカスタネット」をレパートリーとして演奏してくださっていまして、学校や幼稚園などの先生方に演奏指導もされているのです。
そこで、重版記念動画として、コロナ禍でも家でアンサンブルが楽しめる「おうちでスペインのカスタネット」という動画を制作することにしました。
私がピアノパート、晶子さんがパーカッション、小林真人さんが鍵盤ハーモニカで、オンラインアンサンブルしたものです。
後半には晶子さんによる演奏のワンポイントアドバイスが付いています。
また、私のYouTubeチャンネルには、作曲家本人のレクチャーがついたバージョン違いのものをアップしました。
これは、「スペインのカスタネット」がどのように作曲されたのか、というレクチャーインタビュー付きです。
前半は作曲家本人の私のレクチャー、6:15頃から曲がスタートします。
ぜひカスタネットを持って、おうちで一緒に演奏してみてくださいね!
動画インタビューでも話していますが、出版から10年以上経った今でも曲を演奏したという子どもたちからお便りやメールをいただくことがあります。
中には、素晴らしい演奏の動画や写真をお送りいただいた先生方もいらっしゃいます。
知る限りで、小学校、中学校、高校の部活、幼稚園、保育園、特別支援学校、音楽教室、短大や専門学校の保育科の授業、大学の教職の授業、老人ホーム、インターナショナルスクール、海外の日本人学校など、文字どおり世界中で演奏されていると伺っています。
私の知る範疇を超えて、まだまだ曲は羽ばたいていくことでしょう!
ひとえに皆様のおかげです。
そんな皆様に...この動画で、少しでもコロナ禍での在宅が楽しいものになればと願っています。
コロナが終息したら、ぜひみんなで集まって合奏しましょうね!!
その日を楽しみに。
それまでは.....
レッツ!おうちでスペインのカスタネット!!