有楽町駅前のクリスマスツリー。
今年は、イルミネーションだけでオーナメントのないツリーが目につく。雑踏の中で、一人で見上げるツリーは美しいと思う前に、とても虚しい気持ちになる。行き交う人達と僕は何の接点もなく、立ち止まって写真をカメラを構えていてもお構いなし。どんどんカメラの前を横切っていく。みんな急いでいるのだろうし、そんな所に立ち止まっているこちらこそ、邪魔者なのだろうが、もう少し気遣いがあってもいいのではないかと、余計に孤独感が増す。このツリーは、数秒毎に少しずつ色を変え、グリーンの濃淡からブルーがかった白、そして赤に変化するのだが、なぜか、なかなか赤にならない。赤いイルミネーションの写真を撮りたかったが、赤になった瞬間、数人がカメラの前を横切ったので、シャッターを押せなかった。
次の赤までしばらく待っていたが、何人にも「邪魔だよ顔」をされたので、その場を離れた。少し離れた場所でアングルを探したが、好みの絵にならず、その間もガードマンがツリーの真ん前に立つなどして、我慢が出来ずに帰ってきた。
普段一人で街を歩いていても寂しさを感じたことはないのに、なんだか、一人でいるのがとても寂しかった。
クリスマスのせいかな・・・。


