cake&tea

最近、妻が突然、抹茶を飲み始めた。
元々、抹茶は嫌いではないから、こちらも一緒に飲んでいる。イブのクリスマスケーキも、コーヒーや紅茶ではなく、抹茶とともにいただいた。

もともと、我が家の老母は裏千家の看板を持っており、たくさんの弟子を取っていた。40年前に自宅を建て直す時、父は、母のために茶室や水屋を造った。その茶室を使って、母は週に二度、お茶の稽古をしていた。家中に茶道具が溢れ、徐々にあちこちの部屋を侵略し始め、収納スペースは全て茶道具に占領されてしまった。今、使い手のない茶道具は、埃をかぶって積まれている。もう使わないから処分していいと言われているが、実は僕自身、茶碗や花器、菓子鉢などが好きなので、そのままにしてある。どれだけ価値のあるものか判らないが、そのうち道具屋さんを呼び、鑑定してもらおうと思う。

「いやァ、良い仕事してますね~」

そんな物がたくさんあったら、嬉しいのだが…。


ko-chan

久し振りに武道館へ出かけた。

クリスマス恒例、ALFEE のコンサートに「参加」するためだ。ALFEE の3人とは、彼らがアコースティックでやっていた頃からの付き合いになる。
もう何年前になるのだろう…。

幸ちゃんがオールナイトニッポンの2部を担当し始めた時、僕が作家としてついたのがキッカケだった。まだブレイクする前で、どうしたらヒットを出せるか、メジャーになれるか、試行錯誤を繰り返していた時代だ。コンサートは面白いと人が入るのに、ヒットに結びつかないという不思議なバンドと言われていた。毎週、顔を合わせて打ち合わせと本番で5時間以上、葉書を読んだり、ネタを考えたり、今思うと楽しい時間だった。時には、一緒に立ち食いそばを食べに出かけたりもした。
いつの間にか ALFEE はメジャーになり、売れていった。それでも幸ちゃんも桜井賢ちゃんも高見沢俊ちゃんも、何も変わっていない。顔を合わせれば昔と同じように話が出来る。要は大人なのだ、みんな。
来年、ALFEE は結成40年を迎える。その40年のうちの何年間かを一緒に過ごせたことは、僕にとって、とても嬉しいことだ。

ありがとう、幸ちゃん。ありがとう ALFEE。



hikarie


Hikarie の6階から下を覗いてみた。

幾重にも重なるエスカレーターが、まるで無限のループのように続いている。転落防止の柵から首を突き出して見ていると、吸い込まれていく気がして怖かった。
昔から高い所が苦手で、学校の屋上も嫌いだった。一体何がトラウマなのか判らないが、高い所へ上ると自分は必ず落ちると思ってしまうのだ。だから、必要以上に体に力が入ってしまうし、足の裏がくすぐったくなる。同様に崖に沿った道も怖い。自分は多分足を滑らし、転落すると思ってしまう。車で山道を走ると、ついスピードを出し過ぎてしまうのも、きっとそのせいに違いない。なるべく早く、崖沿いの道から脱出したいという心理が働くのだ。Out in out でカーブを抜け、どんどんアクセルを踏んでしまう。これはなんらかのトラウマによる心理的現象なので、お巡りさんも、是非見逃していただきたい。