myself

ここにブログを書き始めてかなりになる。簡単で使いやすく、ずっと満足していた。多くのみなさんと出会うことも出来、楽しかった。
そう、「満足していた」、「楽しかった」と過去形になる。残念ながら、今日をもって、ここに文章を書くことをやめようと思うからだ。

きっかけはいくつかある。まずは去年の春先、僕のアップした文章が一方的に削除され、アクセス不可にされたことだ。何を書いたかというと、上野の大蔵劇場についてだった。大蔵劇場はいわゆる大人向けの映画を専門とする映画館。世間一般で使われている言葉を使うと、また削除される可能性があるので、回りくどい言い方で申し訳ないが、そういう映画館だ。僕はその中で、大人向け映画の存在意義に触れた。そういう映画の世界から、多くの才能ある映画監督や脚本家が生まれている事実を伝えたかったのだ。そういう映画を宣伝したわけでも、褒め称えたわけでもない。単に事実を述べただけだ。にもかかわらず一方的にアクセス不可とされた。質問状を出したが、なしのつぶて。恐らく、全てをコンピューター任せで、文章などきちんと読むことなく、勝手に決めた「不可なる言葉」があれば削除するということなのだろう。
そして、今年に入り、今度は画像が削除された。これは、薬局で見つけた「ドラッグ撲滅ポスター」の画像だった。そこには〇〇剤という言葉が入っていた。これもまた勝手に決めた
「不可なる言葉」なのだろう。
内容を読み、きちんと検討することなく、ただただコンピューター任せで削除していくやり方は危険であり、とてもこんな所に文章を載せることは出来ない。
長くお付き合いしてくださったみなさんには申し訳ないが、今後は、こちらに書くことはないだろう。ただし、みなさんの書かれた物を拝見するために、アカウントだけは残しておくつもりだ。
今後は Facebook を中心に書いて行くので、よろしければ、そちらでお付き合いください。

akb

子供の頃から、秋葉原が好きだった。

秋葉原は自宅から徒歩圏内だが、子供の頃はよく自転車で出かけた。当時は家電量販店もなく、まさに電気部品街だった。ラジオを中心に、アンプやスピーカー、配電盤などの細かい部品を売る店が並んでいたのだ。器用な子はそれらの部品を買い集め、自分でラジオを作ったりしていたが、生憎僕はそういうことに興味がなかったし、ハンダ付けさえ満足に出来ない不器用な子だった。それでも、豆電球と組み合わせて赤や緑に光る部品や、スイッチの類が大好きだったので、いろいろ買ってきては遊んでいた。お菓子の箱や缶に穴を開け、部品を取り付け、とりあえず電池に繋がる配線だけして、部屋の灯りを消す。色とりどりの小さな光の横に並ぶスイッチは、ただの飾りだ。小さな光の下にミニカーを並べては、一人で悦に入るという、なんとも孤独で暗い子だったのだ。
中学生になった頃から、徐々に電気製品を扱う専門店が増え始め、石丸電気だの日の丸電気だのという大型店舗が登場したと思う。日の丸電気にはレコード部というのがあり、レコードだけを扱う専門の店もあった。既に洋楽に興味のあった僕は、日の丸電気レコード部へ通うようになった。大量に持っていたドーナツ盤レコードの殆どは、新譜、中古ともにそこで購入したものだ。
そのうち、気がつけば小さな部品や配線用コードを売る店は、どんどん大型店に乗っ取られ、姿を消していった。今やガード下に僅かに残るだけで、少し寂しい。さらに時が流れた今は、あんなにたくさんあった電気製品専門店も、いくつかの大型店を残して陶太されている。現在、一番多いのは気持ちの悪いアニメ関連のフィギアとDVDを売る店と、ゲームソフト屋ではないだろうか。こうなると、もうお手上げだ。こちらの立ち入る余地はない。

今、秋葉原は、僕にとって大して興味もなければ存在意義もない街になっている。


drag

暮れからずっとおかしかった。
朝起きると頭痛がする。咳が出る。喉に違和感がある。嫌な感じだなと思い、市販の風邪薬を飲んだ。医者へ行きたくても、異変を感じ始めたのは大晦日。普段かかっている街の病院や診療所は休みだ。風邪ごときで大学病院の救急外来へ行くのも大袈裟だ。元来医者嫌いで、大抵のことは市販薬で治してきたので、今回もすぐに治ると思った。
ところが、どういうわけか、何日経っても良くならない。それどころか、咳が酷くなり、夜、何度も目が覚めてしまう。仕方なく、松が明けると同時に近くの診療所へ出かけた。素人の自分が考えても風邪以外のナニモノでもないのに、熱のないことと鼻が出ていないことを理由に風邪薬を処方してくれなかった。抗生剤を寄こせとかなり粘ったのだが、対応した医師は咳止めと鎮痛剤で大丈夫の一点張り。喉の腫れも大したことがないと言う。
納得出来ないまま隣りの薬局へ行くと、目に飛び込んできたのが「違法ドラッグ」のチラシだ。
「違法ドラッグは 買わない 使わない かかわらない」

そんなこと、今更言われてもね。ちゃんと医者にかかろうという人間が、そんな物に手を出すはずがない。まして、下町の診療所だ。待合室はお年寄りの佃煮状態なのだ。こんなチラシを配ったところで、買う人間は買う、買わない人間は言われなくても買わない。チラシを作ってばらまく前に、売る側を徹底的に取り締まるべきだ。
ついでに言うと、いつまでもマリファナを覚醒剤やLSDやアヘンと一緒にするのはおかしい。マリファナには習慣性もなければ、人を凶暴にする作用もない。喘息や呼吸器系の病気に対し、治療薬として使っている国もあるほどだ。なんでもかんでも一括りにして「麻薬」という言葉で片付けてしまうのは間違いだ。マスコミもいい加減に正しい見識を持って報道すべきだろう。