久しぶりにウルっとなってしまった感動作に出会いました。
今回の紹介する作品は、70年代の旧ソ連に実在した「忠犬パルマ」の話を脚色した日露共同作の映画『ハチとパルマの物語』。
映画『ハチとパルマの物語』予告編
2021年の作品で、監督はアレクサンドル・ドモガロフ・Jr.。
出演は、レオニド・バーソフ、ヴィクトル・ドブロンラヴォフ、ヴァレリア・フョドロビチ、ウラジミール・イリン、渡辺裕之、藤田朋子、壇蜜などで、五輪金メダリストのフィギュアスケーターであるアリーナ・ザギトワが本人役で出演してます。
転職のため愛犬アルマと共に旅客機で海外に旅立つはずだった男性が証明書を忘れてしまったために犬を空港に置き去りに。
航空会社で働く国内線の機長のひとり息子コーリャは、飼い主を待ち続け追い出されそうなアルマと出会い心を動かされる。
客室乗務員が犬の名をパルマと言ってたようなと話したことで、コーリャはパルマと呼び友情を育んでゆく。
日本で有名な忠犬ハチ公のエピソードも交えて語られる物語。
動物と人間の心温まる友情を描いた作品はジーンとなりますね。
飼い主を空港で待ち続ける犬のパルマと少年との友情のシーンもよかったんですが、ウルっとなったのは物語のクライマックスで周囲の人たちが保身を捨て優しさをみせる姿。
待望の晴れ舞台で突然訪れたその瞬間の選択が心に染みる。
犬の名はアルマかパルマか、その違いが心温まるラストへ誘う。
犬と人、人と人、思いやりあふれるお勧めの感動作です。
今、世界情勢でいろいろありますが、こういう友情を描いた名作もあるということを心に置いておきたい1本でもあります。
では今回の曲は、本作のエンドクレジットソングで登場した邦楽の主題歌で、堂珍嘉邦が歌う『愛の待ちぼうけ』。
愛の待ちぼうけ / 堂珍嘉邦


