今回の紹介する作品は、映画『マグニフィセント・セブン』。
映画『マグニフィセント・セブン』予告編
非道な手段で財を成した悪徳実業家の軍勢を相手に、信仰心のある善良な人々を救うために7人のアウトローが立ち上がる。
黒澤明監督の『七人の侍』と、その名作を西部劇版でリメイクした『荒野の七人』を原案として、再び西部劇で描かれた物語。
2016年の作品で、監督は「イコライザー」シリーズや『トレーニング デイ』を手掛けたアントワーン・フークア。
主演は「イコライザー」シリーズのデンゼル・ワシントン。
共演は、「ジュラシック・ワールド」シリーズのクリス・プラット、『トレーニング デイ』でもデンゼルと共演したイーサン・ホーク、『REDリターンズ』のイ・ビョンホン、『ラブソングができるまで』のヘイリー・ベネットなど。
この物語は教会に始まり、そして教会で終わる。
そして聖書の中にある祈りの言葉などもセリフに登場する。
生きて帰れるかわからない対決となる中で、過去を背負いつつも人生の最期となるかもしれぬならば善良な者たちを守るために。
その7人のそれぞれの想いがこの物語を魅力的にしている。
『七人の侍』と『荒野の七人』に並び、本作も感動の名作です。
字幕版と吹替版の両方を観たのですがどちらもすごくよかった。
本作ではクリス・プラットが『荒野の七人』でのスティーヴ・マックィーンの役どころなのだと思うが、そのマックィーン主演のテレビドラマの『拳銃無宿』で使用していたものに似た銃でのガンさばきを見せてくれるといったシーンもある。
マックィーンのファンである私にはたまらない演出でした。
7人のキャラクターもキャスティングもとてもいい。
エンディングでの7人のキャスト紹介は鳥肌ものでしたよ。
ではここで映画情報をひとつ。
6月18日(土)にBSーTBSにて午後9時より放送されます。
番組情報→ 映画『マグニフィセント・セブン』吹替版
では今回の曲は、この映画の予告編に使用されている楽曲で、
ヘヴィ・ヤング・ヒーザンズによる『朝日のあたる家』。
ボブ・ディランもカヴァーした名曲。
House Of The Rising Sun / Heavy Young Heathens