私が幼い頃から映画が大好きになったのは、西部劇映画が好きだった父親とよく一緒にテレビで観ていたからだと思います。
人生で初めて買ったLPレコードも西部劇映画の音楽集でした。
では今回は、私が子供の頃から今も大好きな二人の俳優さんが出演した、60年代の映画からの音楽を紹介します。
まず最初に紹介する俳優は、今も私が一番大好きな俳優で、「キング・オブ・クール」と呼ばれたスティーヴ・マックィーン。
紹介する出演作は、監督をジョン・スタージェス、音楽をエルマー・バーンスタインが務めた2作品。
まずは、1960年の名作映画『荒野の七人』よりテーマ曲。
デンゼル・ワシントン主演でリメイクされた2016年の映画『マグニフィセント・セブン』でもカッコよく使用されてました。
今聴いても名曲ですね。
次は、1963年の映画『大脱走』より、マックィーンのオートバイでの脱走シーンの映像で『大脱走マーチ』。
この映画で有名なオートバイでジャンプする名シーン。
マックィーンが自分ではなく友人のオートバイ仲間のスタントによるものであると語った、その正直な人柄も好きでした。
もう一人の俳優は、今も現役で俳優だけではなく監督としても活躍しているクリント・イーストウッド。
紹介する出演作は、監督をセルジオ・レオーネ、音楽をエンニオ・モリコーネが務めたマカロニ・ウェスタン3作品。
まずは、1964年の映画『荒野の用心棒』より、早撃ちの名シーンのあとに曲の『さすらいの口笛』。
次は、1965年の映画『夕陽のガンマン』よりテーマ曲。
DR放送交響楽団による演奏です。
最後は、1966年の映画『続・夕陽のガンマン』よりテーマ曲。
この映画のロケ地「サッドヒル」の復元に挑む有志たちを追ったドキュメンタリー『サッドヒルを掘り返せ』も製作された名作。
5曲とも、今聴いても本当に名曲だなぁって思います。