健全なのは指導者を不要にするシナリオ | 宇宙の限りなき優しさの中で

宇宙の限りなき優しさの中で

大好きな映画や音楽、日々の生活で感じたことを綴ります。

 
前回の記事の続きな感じですが…

「幸せである者は、幸せになるためのセミナーには行かない」
そう思う内容と共通することが書かれた本のご紹介。

私たちが輝く光の存在ならば、外に光を求めない。

そんな内容で、昨日久しぶりに読んだらすごく納得して、
前に何度も読んでいたから身に付いてきたと嬉しくなった。



今回は、『ザ・ワーク』の著者のバイロン・ケイティさんが、
老子の「道(タオ)」について語る著書『タオを生きる』の
もっとも健全なのは、指導者を不要にするシナリオ」 から
抜粋して文章をご紹介します。

最初の一行目が、臨死体験者たちが語っている、
「肉体=私」ではないということと同じに感じます。

そして最後の3つの言葉も、
臨死体験者たちがその体験で知った私たちの本質と同じ。

※ 本の文章の中で太文字になっていた箇所を赤文字で表示。


タオを生きる


私は、自分が目に見えない存在であることを愛します。

救う人もおらず、教える相手もいません。

私はいつも教わる側なのです。

つまり、受け入れる準備があり、
わくわくしていて、新米なのです。

常に美しいものに満たされています。

私は常にもっと受け入れることのできる、底なしのうつわです。


私は、人を救う必要があると考える傲慢さを知っています。

私が光の中に入ってゆけるなら、あなたにもできるのです。

あなたは「光はこっちよ。私についてきて」といった言葉によっては、私たちを助けることができません。

あなたがまずやることによって、私たちはついて行くのです。

この救済者という発想は、致命的です。


私は、自分のことを「精神的指導者」とは見なしていません。

私が提供するのは、4つの質問と置き換えだけです。

人は問いかけに答えるにつれ、自分とはこうだと思っている
あらゆることを解体し始めます。


自分が信じる、自らの存在について恐れを抱いているすべてを。

そしてそのプロセスにおいて、悪夢を解体します。

最終的には、私たち自身の本質
「輝き、無限、自由」 しか残りません。




本からの抜粋は以上です。

「地球を救おう」 というような言葉をたまに目にしますが、
それは逆で、地球が人類を救ってくれているのだと思います。

これほど人類本位で自然に反するような行為を続けていても、
大きな恵みを与えてくれている愛に満ちた地球に感謝です。



今回の曲は、ヒューマン・ネイチャーが歌うカヴァー曲で、
ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー』。

60年代にヒットしたシュレルズの曲のカヴァーです。

日々驕ることなく、この曲のタイトルのように、
明日も地球から愛してもらえるように生きたいですね。


Will You Love Me Tomorrow / Human Nature