この動画を見た時
悔しい
やるせない
寂しい
うまく説明のできない
強い感情がいっぱい溢れ出てきた。
ショックだった。
（ショックと思うことが自分でも意外でびっくりした）
私もこんなふうに
がっしりと抱きしめてもらいたかった！
絶対的な信頼と安心を感じたかった！
私が本当に欲しかったのは
これだったんだ。。。
と今更気づかされたようで
ショックだった。
前回のブログで
この動画について書いたんだけど
聞こえのいい言葉でまとめようとして
本音の部分をかなり省いて書いた。
キレイゴトで収めようとしていた。
でも本当に湧き出てきた感情は
あんなサラリとしたものではなかった。
何とりつくろってんだ
私。
って思ったんだ。
私は二人の子供のシングルマザー。
結婚中は、物質的に
それは恵まれた生活をしていた。
欲しいものは全て手に入って
たくさんの物に囲まれた生活だった。
どこの誰が見ても
とても恵まれた生活に見えていたと思う。
それでも私の心は
寂しさでいっぱいだった。
ものすごく寂しかった。
『一番そばにいるはずの
あなたが遠すぎて
手を伸ばしても、伸ばしても
触れることができない。
あなたとどんなに長い時間を
一緒に過ごしても
楽しい時間も、寂しい。
あなたが私の横で寝ていても
すごく寂しい。』
と伝えたことがある。
『俺はこんなに君に物を与えて
豊かな生活をさせて
今日だって本当は寝ていたかったけど
家族サービスでどこどこに連れて行った。
一緒に時間を過ごしたのに
君は寂しいという。
君もやっぱり身勝手だ。
女って身勝手だ。』
と彼が言った。
身勝手。。。
寂しいと思うことが身勝手なの？
本当の気持ちを伝えることが身勝手なの？
身勝手って何を指してるの？
いくつもいくつも
私の心の中で出てくる言葉
彼にとって一番大切なはずの
私の存在を
「女って」と
私＝その他大勢
のように
大雑把にひとくくりで扱われたようで
これ以上ない寂しさを感じた。
私は彼にとって
特別な、唯一無二の存在ではないの？
「話したいことがあるの。」
と持ちかけると
不機嫌になって
何も言わずに家を出ていく。
その繰り返し。
今思えば
私たち元夫婦の間には
感情をシェアすることが一切なかった。
何か相談をしたくても
疲れてるから辞めて。
俺が家にいる時くらい
疲れる話しないで。
そっちで決めておいて。
俺に文句言わないでくれる？
それくらい我慢しろよ。
という言葉が返ってくる。
私は文句が言いたいわけじゃなかったんだよ。
当時の私は
彼を不機嫌にさせないことが
妻の勤めだと思っていた。
(今思えばチョーびっくり)
そして、関係を悪化させないように
ただ黙り込むしか
方法を知らなくて
これ以上の話し合いすることを
諦めた。
結婚ってこんなに寂しいものだったなんて
知らなかった。
って当時は絶望した。
そりゃそーだ。。解決ではなく、その場限りの取り繕いで誤魔化してきたんだから
そして、今
この動画を見たときに
私の中から
うねりを上げるように
感情が溢れ出てきた。
悔しい！
寂しい！
悲しい！
やるせない！
羨ましい！！
私だってこんなふうに
がっしりと抱きしめられて
私を離さないでいて欲しかった！！
絶対に私の手を離さないって言ったじゃん
その言葉を信じたのに！！
嘘つき！！！
バカヤロー！！！
私もこの動画の中の旦那さんのように
がっしりと力強く
私を守って、受け止めていて欲しかった！
私も、こんな安心が欲しかった。。。
もう
やるせなさや、怒り
こんなに強く安心感を与えてくれる
彼女達の夫婦関係の羨ましさや
どんなことがあっても
お互いを諦めない。
一緒に人生をクリエイトしていこう。
って強く信頼しあっている関係。
これこそが
私が心から欲しかったものだった！
それを見せつけられた動画だったのだ。
だからこの動画の彼女達夫婦の関係が
羨ましくてたまらないと思った。
切なくなるほど
羨ましく感じた。
私が手に入れられなかったものを
彼女達は一緒に作り上げていっている。
その姿が、
眩しくて
美しくて
愛おしくて
泣けてきたんだ。
私
こんなふうに大切な人と
感情を分かち合って生きていきたい。
心で繋がって生きたい。
って本気で思ったんだ。
その動画がこちらです。
この動画を見て
私以外の人は何を感じるんだろう。
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