少し前に
私の守り神のような父が
突然この世を去りました。
毎日欠かさず
ウォーキングやエクササイズを続け
食欲旺盛で
体力もバイタリティーもあふれる
とてもパワフルな人でした。
去年の夏、私が日本に帰ったときも
いつものように母と一緒に
空港まで迎えに来てくれて
滞在中はいつものように
一緒にたくさん食べ歩きをして
買い物に出かけて
あちこちドライブを楽しみました。
父の誕生日も一緒にお祝いし
アメリカに帰る日には
いつものように元気な姿で
空港まで見送ってくれました。
父は、昔から私にとても甘く
とにかく甘々。
父とはよく電話でたわいのない話を
たくさんしてきました。
時には1時間、2時間と話が尽きず
長時間になることも。
何も言わなくても
電話越しの私の声のトーンだけで
体調の変化に気づき
気遣ってくれたり、励ましてくれたり
そんな父との時間をこれまで
数えきれないほど重ねてきました。
「Hisaeだったら大丈夫」
その言葉は、いつも私を支えてくれる
お守りのような存在で
大好きでした。
父がいなくなってからは
当たり前のことですが
どれだけ待っても
もう、父から電話がかかってくることは
ありません。
父からの着信の表示を、どんなに思い浮かべても
私のケータイに表示されることはなくて
もうあの声を聞くこともできないのだと思うと
不意に涙がこぼれてしまいます。
あの日、父の体は温かいのに
どんなに呼びかけても
もう目を開けてくれなくて
父の手を握っても
握り返してくれることもなく
理解が追いつかなった。
目の前で起こっていることが
現実なのか幻なのか
何がどうなってしまっているのか…
とても心も頭も追いつきませんでした。
今年も来年も
夏にはまた日本に帰って両親と過ごす。
そんな当たり前の未来を思い描いていました。
どんなに願っても
父にもう会えないという現実は
今もまだ受け止めきれずにいます。
それでも不思議なことに
父の存在や温もりを
今までよりも、ずっと近くに感じているんです。
姿は見えなくても
確かにそばにいてくれているような
柔らかく包まれている感覚があります。
その感覚が
とっても優しくて温かいんです。
私は、父の娘に生まれて本当によかった。
惜しみなく
たくさんの愛情を注いでくれたことに
どれだけ感謝しても足りません。
お父さん
私のお父さんでいてくれてありがとう。
私は、本当に幸せな娘です。
お父さん、本当にありがとう。
