一話完結主義の私にしては珍しく、しばらく続きそうなこの話。
これはまだ序章で、今日書いてもあと二回はあると…思う。
「その壱」 からの続きをごらんください。
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お昼を過ぎて、順調に食パンを切りながら袋詰めしてた時のこと。
1本から3斤の食パンを切り、最後の1斤のところでスライサーを止め、
スライスされて左側にある食パンを取ろうと手を伸ばした…
スライサーの電源は切れていても、しばらくは回転してる。
ガンッ
その音を聞いた瞬間に、とっさに右手を引いた。
グーにして、それを左手で覆い、股の間に挟む。(なんでかわからんけど)
「そんなはずはない…。」と思ってスライサーを見てみる。
なんにもなーい。すごいきれい。
す・ご・い、きれいなんやけど…
足元を見ると血のかたまりが。
右手を覆ってる左手の指の間から、ひっきりなしにポタポタと血が…
でもね、これがそんなに痛くない。
恐るおそる、左手を取って右手を開いてみた。
Σ(゚д゚;)
右手の人差し指が…
二つに割れてた。
…ということは、私は刃に対して垂直に手を持っていったってことですね。
などと冷静に頭の中で解説してみたり。
しかしこんなとこはお客さんには見せられないので、
「てんちょ~。切りました~。」と店長を呼んで。
店長はこんなのは日常茶飯事なので、私を台所に連れて行き、
水で指をジャーっと洗って、しげしげと割れ目(イヤン)を見て
「骨折してるかどうか病院行こか~。」と言って、車に乗せて
近くの救急病院へ連れて行ってくれた。
その日は土曜日で午後になってたし、まともな先生もいなくてね。
あ、でも連れて行ってくれた病院が、宮沢りえちゃんが運ばれた
病院と同じでね。(貴乃花関と破局した時に、彼女は…)
診察台のベッドに寝かされて、
「もしかして宮沢りえと同じ診察台~? (~∀~||;) 」と
指の痛みも忘れて一人、ムハムハした事が思い出されます。
きれいに洗浄された指をしげしげと見ると、やっぱり縦に二つに分かれてる。
こんなかんじ。
骨に沿って、爪も割ってきれいに二つに割れてた。
(実際は爪は半分くらいまで切れてた)
爪側から見ても指側から見ても二つ割れ。
タコウインナーにはなってないけど。
その割れ目からは何か白い物が見えてたけど、
それが何やったんかはわからん。
私は二つに割れて指はあったけど、仲間では人差し指から
薬指の先端3本まで横一列にスパッといった人もいた。
(でもそっちの方が治るのが早かったんやけど)
爪の方は縫うのは無理なんで、指側を縫った。
右手の人差し指の先端って敏感で、その後の日常生活には
ものすごい支障をきたした。
右手の人差し指の包帯が分厚くて、手にアメリカンドックが
ついてるみたいになった。
当然、バイトなど出来るはずもなく…
実家に帰ることに。
つづく。
