今日こそは出かけようと思ってたけど、またしても靴を履かず。
昼前に携帯が鳴った。番号は実家から。
この家の電話、なぎ名義なんで私は滅多に出ない。
それがわかってるので、まず携帯を数回鳴らしてからここへ掛けてくる。
「もしもーし。」
「あるも?お前、今週の土曜日はどうなってる?
こっちには帰って来えへんのか?」
おやぢです。
「あ?だって先週も帰ったやん。来週も浜松行くから迎えに行くやろ?
それにそっち行くのに高速代やらガソリンやらかかるもん。」
「な、な、またアジ釣り行こうよ。
お前ら来んかったら、勝手に土曜の早朝から行くで!」
「はあ?あんた日曜のあれから一日おきに行くって言うてたのに
釣りに行ってないん?」
母の「なんであの子らは来ないのか?」という声が後ろから聞こえる。
それにおやぢが「高速代とか要るからやと。」と答えてるのも。
ここで母が電話に割り込んでくる。
「あのね、この人一人でよう行かんのよ!寂しいんやで。」
「あほか~。平日に一人で行ってもな、他の人が少ないから周りで
アミエビ撒く人もおらんやんか?
あんなんは大勢おって、みんなの撒き餌に群れが止まって一気に
釣れるんや。だから3人の方が都合がええ。」
(かなり言い訳がましい。三人寄れば…ってやつ?)
「うーーーーーん。
あのね、行きたいのは山々やけど、動くとお金も動くのよ。
今週は近くの海へ行こうかと思っててん。」
「そんなん、おかーさんに出してもらったらええやんか。
高速代なんか。エサとかメシとかはこっちにあるし。」
「な?おかーさん?」 (と、後ろにいる母に確認する声が)
「何あんた勝手に決めてんのよ。遊びだけにそんなお金を
ぼんぼんつぎ込めんってば。」
「あほか~。遊びこそ張り切ってせなあかん!
お金はあるぞ!ガン保険いっぱいもらったしな!」
(あの、そういう問題じゃなくて…)
ここでまた母が入ってくる。
「お金、こっちに来るのに必要な分はあげるから来なさいよ。
老い先短い人の頼みは聞くもんやで。」
(↑すごい辛口)
財務大臣の許可がすんなりおりた、というよりは、半ば強制的に
「来い。」と言われたようなもんだ。
「金を出す。」と言われたら断れない。
いや、むしろ嬉しい。私は正直に生きる。
親がスネをかじって欲しがってるので、遠慮なくかじる。
これも親孝行?
昼休みに突入したなぎにすぐメールする。
渋るかと思ったけどとんでもない、大喜び。
「行く~
」なんて絵文字入りで返事が来た。
これで牛乳が少ないから買い物に行くという予定がなくなった。
他にも外出する用事は一応あったけど、明日まとめてしてしまおう。
仕掛けもこちらからいくつか用意するために明日は釣具屋にも
行っておかねば。
そういうわけでまた明日、なぎが定時で帰宅後、実家に向かうことに。
そして土曜の早朝から「チームおやぢ」は海に繰り出すだろう。