この手の食い違いはよくあると言えばあることなんだけど、
その後に続いたなぎの思いに私に至らなさがあるのかと考えさせられた。
「あるもちゃんは最近、私に『会いたい』って言ってくれへんよね。」
そう、確かに最近の私は「会いたい」とは言ってない。
なぎと週末に会うのは私の生活の一部として取り入れられてるし
会うのが当たり前だと思ってるから、
「会おうよ。」って言ってたの。
「会いたいって言ってくれへんから私の事は好きじゃないんかと思ってて…。」
「はあ…?」
「じゃあ、何で好きじゃなかったら、親がちょっとでもよさそうな顔したら
それ見計らって、うちへ泊まりにおいでって言ったりするの?」
「それは、魚釣りとかアルバム作るために呼んでるんでしょ?」
「なんで、なんでそうなるんよ。ただ作業がしたいだけなら一人でするよ。
なぎと一緒にどこかに行ったり、アルバムだって作りたいと思ったから
誘ってるんやんか。
(なぎはうちに泊まりに来た時は私の向かいの部屋で別々に寝ているので)
お風呂あがりだってそう、寝る前に「私の部屋おいでよ~。」っていつも
誘ってるやんか。好きじゃなかったら自分のベッドになんか呼ばんよ。」
「そっか…」
「そっかじゃないよ…」
何かね、悲しくなってしまったの。
確かに、「会いたい」っていう言葉では表現してなかったけど、
「会おうよ。」じゃ何も伝わらない?態度でもわからない?
この間、京都に旅行に行った時も、私が学生時代に見て綺麗と思ったもの、
美味しいと思ったもの、あれもこれもなぎに見せたくて、食べさせたくて…
時間内にどこまで押さえられるか必死で計算したのに、それも何も
感じなかったのかな…って。
「まだまだなぎとやりたい事いっぱいあるねん。」とか
「一緒に行きたいとこいっぱいあるねん。」とか
それじゃなぎを好きだって伝わらないの?
大体、来週なぎの街に予行練習っていうか、下見に行こうとしてるって
段階で、「なぎの会社受けようかな。」って言ってみたりしてるので
私の気持ちって伝わらないのかな…?
「お揃いのマグカップでコーヒー飲んだらおいしいよ。」とか
「休みの日は自転車でお弁当持ってどこかに行きたいね。」とか
「なぎと一緒だったらあったかいね。」…それじゃ伝わらない?
っていうか伝わってなかったんやよね。
急に自信がなくなったよ。今晩話できるのかな…