春になったら | 脊髄小脳変性物語

脊髄小脳変性物語

脊髄小脳変性症と診断されたアナタへ
諦めたらそこで終わり。
人間は意外としぶとい。
病は気から。笑って行こう!
笑う門には福来たる。

月曜日22:00にとんねるずの木梨憲武主演の

「春になったら」が放送している。

内容は60歳の木梨演じる主人公がすい臓がんになり、

余命3ヶ月と宣告されるが治療はせず痛み止めだけ飲んで

余命をどう生きるかって内容だ。

 

仕事場向かいの家で誰かが亡くなった。

不幸の準備をしている。誰が亡くなったんだろうと

歩いて行ってみた。

 

なんと奥さん(71歳)が亡くなっていた。

年末11月と12月忙しいのでパートで手伝いに来てもらっていた。毎日8時間立ち仕事だ。

あんなに元気だった奥さんが亡くなるとは!

死因を聞いた。

 

胆管がんの末期だったらしい。

もう手遅れなので延命の治療はせず

痛み止めだけもらって自宅で孫と暮らしていたようだ。

家にいると考え込んでしまうのでうちに働きに来ていたらしい。

詳しくは聞いてないが家族は分かっていたんだと思う。

2週間ほど前から白いプリウスが止まっていた。

クルマ買ったんだと思ってた。親戚の車だろう。

 

最後の時まで元気に暮らせて幸せだったんじゃないかと言っていた。

 

午後から線香をあげに行ってくる。

続くかも。

 

追記

線香をあげてきた。

自宅じゃなく葬祭場が通夜会場だった。

自宅に準備するよりいいんだろう。

 

顔を見せてもらった。

寝ているように綺麗な死に顔だった。

最後は穏やかに逝ったらしい。

顔を見てたら涙が出た。

 

ご冥福を祈ります。安らかに。