奈良県吉野山は昔から桜の名所です。

下千本から奥千本まで山中が🌸、桜、さくら。。。

千本桜と言われる所以です。

今年の桜は、3月の寒の戻りもあって一週間以上遅れての開花となりました。

実は。。。ALMA、例年の開花予想をもとに3/28に吉野山お花見ツア-に申し込んでおりました。

ので、全くの蕾でした。。。アセアセ

ですが、目的は別にあったので、まあ致し方なし。

金峯山寺では現在、蔵王権現さまの特別ご開帳が実施されています。

国宝仁王門の大修理の勧進として春と秋に10年間限定の特別公開が実施されているのです。

数年前にそのことを知ったのですが、なかなか一人で行くには遠くて不便な場所であるので、なんとかお目に掛かれる機会を探っていたのです。

そこで、花見ツア-を利用して金峰山寺へと行くことになりました。

開基は修験道の開祖、役小角(えんのおづ・えんのぎょうじゃ)です。

修験道とは山岳信仰をベースに神道、仏教、道教などが習合した日本独自の宗教です。

金峯山寺はその修験宗の総本山でそのご本尊が日本最大の秘仏(3体)、蔵王権現さまなのです。

真ん中の釈迦如来は7メ-トルにもなります。

向かって左が弥勒菩薩(未来)、中央は釈迦如来(過去)、右が千手観音(現在)で、権(かりの)姿で現れた神が3体の蔵王権現さまです。

3世のご利益と浄化、そしてあらゆる魔を跳ねのけて下さる最強の神仏です。

写真で拝見しましたら、強面ですが、実際にお会いしたら、それはそれはお優しいお顔で、唯々、うっとりするばかりでした。

明日に続きます。。。