こちらも珍しい、勝手神社にある勝手明神座像はイケメン若武者の座像です。ラブラブハートハート

見ての通り勝負運があるとのことです。

13世紀の座像ですが、現代でも通じる気品のある美男子で、彫りも色彩も綺麗キラキラキラキラ

そしてALMA一押しは、如意輪寺にある如意輪観音座像です。

とにかくお綺麗!!

典型的な如意輪観音さまです。

向かって右の下した手が台座から微妙に3~5センチ浮いています。

この間がなんとも神秘的で、見ていると吸い込まれてしまいそうな気がします。

頭の鬢も綺麗に立ち上がり、宝冠は優美で繊細、涼し気で怪しげな眼差しと男性か女性かわからない中性的な魅力。。。

衣の襞は流麗で、立てた足の雁金模様の色彩もしっかりと残っています。

如意輪観音独特の魅力を余すところなく表現されています。

如意輪観音は6本の腕を持ち片膝を立てて座り、宝珠と法輪で願いを叶える観音さまです。

法輪は煩悩を消し去る道具ですが、まるでタロットの運命の輪(10番のカード)を彷彿とさせます。

そういう意味でも何かしらの運命すら感じます。

如意輪寺は南北朝時代の南朝の後醍醐天皇の勅願寺です。

京を追われ吉野で暮らした天皇は仏教への帰依が深く、真言密教の阿闍梨でもありました。

山深い吉野の地で祈りの文化が花開いたのはこのような事情も考えられます。

そして、世界遺産である紀伊山地の霊場を参詣道(吉野、大峰、熊野三山、高野山)へと祈りの道が完成しました。

今でも大峰山中は女人禁制となっています。

ですので、大峰山寺の秘宝は仏さまが下山して下さらなければお会いすることは出来ません。

大変貴重な対面が出来る展覧会でした。

 

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