鵜飼と薪能。。。どういう組み合わせ?
ちょっと想像してみて下さい。
どちらも日本の伝統芸能であり、日没の頃から始められる演出です。
昼日中では趣がありません。
薄暗闇の中にともる灯を頼りに行われるその演出が如何にも心をそそられるのです。。。
機会があれば、是非とも行ってみたいと思う<鵜飼>と<薪能>なのですが、残念ながらまだ見学したことがないのです。。。
<鵜飼>に関しては今年行く予定があったのですが、天気が悪かったり、一緒に行くはずの人の都合が悪くなったりで結局行けませんでした。
<薪能>についても、日程が合わなかったことと、コロナの関係もありました。
雅で幽玄そのものの<鵜飼>と<薪能>、いつかは見てみたいものです。
さて、この夕闇ともいえる時間帯は、まさに太陽と月が交代する時間です。
この時間。。。
なんだかとっても気持ちいいんですよね。
特に夏の少し前の、湿気を含んだ生暖かい空気は太古の記憶さえ蘇らせるような錯覚を覚えます。
夏の終わりには、去り行く時の流れが、しみじみと身体に染み渡ってきます。
夕闇と鵜飼と薪能。。。
夕闇を背景に行われる、鵜飼<動>なるものと薪能<静>は、まさに太陽と月のようでもあります。