本日は今年限りの国民の祝日です。
令和の新天皇陛下が国内外に即位を宣言する＜即位正殿の儀＞が執り行われるためです。
朝は激しい雨でしたが、午後には晴れ渡り、無事儀式が行われました。
陛下は、天皇専用のお召し物＜黄櫓染御ほう＝こうろぜんのごほう＞という黄色がかった茶色の束帯を着用され、皇居宮殿＜松の間＞で高御座に立ち、お言葉を述べられます。
このお衣装は伝統的なもので、真昼の太陽を表しているそうです。
太秦にある広隆寺の聖徳太子を祀る太子殿にある衣装もこのようなものです。
お手になさる尺（しゃく）もまるで聖徳太子のようですね～。
高御座の内部には、皇位の証である、剣、勾玉と天皇が国事行為で使用なさる国璽（こくじ）と御璽（ぎょじ）が置かれています。
陛下が即位を宣言されると、参列者は万歳三唱を唱え、このタイミングで祝砲が打たれます。
宮内庁が祝砲を打つの？？？と思ったＡＬＭＡでしたが、やはり、これは陸上自衛隊によって打たれたそうです。
台風１９号の被害を鑑みて、祝賀パレ－ドは来月に延期されたそうですが、それも致し方ありません。
但し、海外の来賓を招いての饗宴は予定通り行われます。
新時代の幕開けに相応しい新天皇の即位をお慶び申し上げます。
日本国のいやさかを心よりご祈念致します。
