8月18日、茨城センターに行きました。
収容成犬190頭をやっとちょっと切ったところです、という話を聞いた午後。
その夕方には、成犬7頭と子犬9頭が入り、
アルマで引き取った以上に、また犬が増えていました。
 
以下、大部屋の犬舎の犬たちの写真です。
個別犬舎や負傷棟、譲渡ふれあい棟にいる犬の写真はありません。
 
この子たちのために、何が出来るでしょうか。
どうすれば、この過密収容の問題が解決するでしょうか。
 

 

3号犬舎(オス)13頭

 

4号犬舎(オス) 14頭

 

ホワイトボード。犬の頭数が記載されています。

 

 

5号犬舎(オス) 14頭

 

写真中央の左前脚を上げている子は、他の犬に咬まれた様子。

こういう犬同士のケンカや小競り合いは、他の大部屋でも毎日あります。

 

 

6号犬舎(オス) 16頭

 

ホワイトボード。

大部屋の通路を挟んで向かい側には、個別犬舎があります。

そこに22頭の収容。

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7号犬舎(オス) 12頭

7月22日に古河市から収容された多頭飼育放棄現場からの犬たちです。

比較的、人馴れしている犬も多いようです。

 

 

8号犬舎(メス) 15頭

 



9号犬舎(メス) 33頭

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ホワイトボード。

旧猫部屋にも犬が収容されています。

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この収容棟だけで、ざっと150頭を超える犬がいます。

収容期限中の犬は含みません。

 

 

10号犬舎(メス) 9頭

7月22日に古河市から収容された多頭飼育放棄現場からの犬たちです。

比較的、人馴れしている犬も多いようです。

体重10~12キロくらいの小ぶりの犬が多いので、早く譲渡が進みますように。

首輪とリードには慣れていないので抵抗しますが、オヤツには寄ってきます。

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以上、ざっくりですが、大部屋の様子です。

 

 

こちらの譲渡情報をご覧ください。

譲渡情報に情報が上がっている成犬50頭。

うち不妊手術(避妊/去勢)済の犬、たった18頭です。

 

茨城センター 犬の譲渡情報(2022年8月) ※2022/8/19更新

 

 

 

収容成犬190頭もいて(収容期限内の犬も含まれてはいますが)

わずか1割の18頭しか、不妊手術がされていません。

(ふれあい犬も数頭いるので、その子たちは手術が終わっています)

 

そもそも論ですが、

犬の中性化(不妊手術)をしないと、

多頭収容の問題は解決のスタートラインにも立てません。

 

犬たちのストレス軽減、

ケンカ等による怪我や咬み殺しの問題回避、

譲渡スピードを上げる、

個体管理を進める、

 

そのためにも、

多頭を抱えるシェルター(センター)は、犬でも猫でも、不妊手術は重要事項です。

 

 

犬の頭数管理のための処分はしない方針であれば、

どうすれば問題が解決するのか真剣に考えて進めていかないと、

状況は変わりません。

 

収容犬たちの不妊手術実施の提案は、何年も前からセンターに話をしてきましたが、

術後の管理の問題、執刀獣医師の確保の問題、

色々な問題があるとのことで、まったく進んでいません。

センターには月に2回、外部から獣医師が来て、一日に4頭の不妊手術をするのがやっとの状況。

月に8頭の手術です。

 

希望すれば、登録ボランティアには、引き取った犬猫に対して「手術券」という手術料金補助の助成金が出ます。

犬♂22,000円、犬♀33,000円。

この制度があることもあって、センター内の犬の不妊手術が後送りになっています。

センターで手術できない代わりに助成金出すから、そちらでやってね、ってことですね。

 

 

けいせつ基金の角さんとも相談して、

センター内の犬の不妊手術を進めることを今、計画しています。

年内に100頭の収容犬の手術を実施したいと考えています。

野犬だから、譲渡不適格だから、いつ譲渡になるかわからないから手術しない、はあり得ません。

センター収容犬の動物福祉向上のためにも、不妊手術は必須です。

 

多くの方のご協力が、今後、必要になるかもしれません。

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

殺処分ゼロを推し進める行政。

十分な受入体制がないために起こった悲劇。

 

咬み殺されてしまいました。

 

 

 

この問題に心を痛めるボランティアは多い。

私たちは、茨城県の過密収容と殺処分の問題を考えながら、処分もやむなし、と訴えてきました。

しかし当時の処分反対派の猛攻に、もうこの問題を再考することは困難であると思っています。

処分なしの前提で何が出来るのか。

そうなると、まずは収容犬の中性化(不妊手術)が必要です。

これしかありません。

 

 

 

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