連日の引取保護依頼。
どの依頼も切迫しているので、なんとか受け入れ態勢を作りました。
基本、保護主、依頼主、飼い主がいる犬猫につきましては、「有料」での引取りです。
しかしながら、小さな保護施設ですので、ご縁が決まらないと次の保護はできません。
厳しい選択の中での思案の毎日です。
 
 
7月15日(祝)
●子猫♀茶白 生後2ヶ月 ウィング
少し前から付近で鳴いていた野良子猫。
保護をしたいが、妊娠中で病気の心配もあり出来ないとのこと。
なんとか捕まえて連れて来ていただきました。
※アルマで直接、捕獲等の保護には伺えません。
 
ノミがついているかも、とのことでしたので外猫さんだし、レボリューションをつけたら・・・
翌日から回虫を吐いて、ご飯を食べても、また回虫を吐く、という感じ。
強制給餌もしましたが、食べが悪い。
体力的に心配でしたので、今日病院へ。
吐き気止めと、抗生剤の注射、皮下補液をしました。
夕方には自分でご飯も食べていましたので、大丈夫だと思います。
猫エイズ猫白血病検査(陰性)でした。
 
 
7月16日(火)
●茶白♂トラ吉 推定2歳
去勢済、耳カット済、ワクチン、キャリア検査済(陰性)
レボリューション済
 
餌やりをしていた外猫さんだそうです。
千葉県から来ました。
以前から、保護の相談を受けていた件で、なかなか捕まらず、この日になりました。
同じ場所から自宅に保護した猫が2頭いるそうで、この子だけ残すことに心痛み、とうことでした。
まだ若いので、そのうち人馴れしてご縁がありますようにあせる
ああ、自由気ままな外猫暮らしだったのに・・・・
このケージの中で当分暮らすことになるキミは幸せなのか。
でも、ご飯をしっかり食べて排泄もしているので、生命力がありますよグッド!
餌やりさんには慣れていたので、きっと慣れるでしょう。がんばれ。
 
 
7月17日(水)
●キジトラ♂シン 生後2ヶ月
けいせつ基金での不妊手術実施家庭から。
この子は、先月の不妊手術時には、まだ乳飲み子とのことで、引取りしませんでした。
その後、残っていた6頭は順次、猫風邪等で亡くなってしまって。
とうとう残り1頭に。
 
で、この生き残ったキジトラくんについて。
けいせつ基金のブログから

間に合わなかった 君は間に合ってくれ(行190524)

 
子猫の命というのは、ちょっと手助けすれば、助かるタイミングがあります。
抗生剤の注射や、皮下補液や、点眼、点鼻や、そういうことなんですが・・・・
これが間に合わないと、自力でご飯も食べられず亡くなってしまいます。
キジトラくんは、ぎりぎり間に合いました。
 
今日は、まだ鼻のグズグズが治らないので治療の相談とキャリア検査で病院へ。
猫エイズ猫白血病検査(陰性)
しばらく抗生剤の内服を続けることになりました。
 
 
先月引取りした同じ家庭の別の母猫からの3頭は、みな元気です。
預かりブログ COCO-cat-ROOM
 
 
これらの子猫の引取りに関しまして。
けいせつ基金の活動に協賛して、不妊手術を実施する親猫がいる場合に限り、子猫の引取は無料です。
飼い主の年齢、飼育頭数や経済的な事情を含み、検討しています。
 
 
7月18日(木)
●ヨークシャテリア♂ハピ 10歳
高齢のご夫婦が、かたや認知症、かたや脊椎の圧迫骨折で体が不自由になり、お世話できないと至急の相談でした。
子犬の頃から大切に飼われていたハピくん。
この環境の変化は、とても可哀想でした。
 
癲癇の持病がありますが、朝晩の投薬で発作は起きていないとのこと。
10歳という年齢ですが、普通のご家庭にご縁があることを願っています。
体重は3キロ。去勢済。
近日に医療チェックと、歯科処置(歯石で口内の状態が悪い)の相談をします。
ご夫婦ともに、とても寂しそうでした。
でも共倒れにならないようにと、まずは犬を手放して、これから二人の老後を考えるとのことでした。
 
 
病気になって犬猫を手放す決断をしなければならないことは、相談を受ける私たちも身につまされる思いです。
そして、放棄の費用を払えないという年金受給者や生活保護者の高齢者からの相談も多いのです。
ご本人からではなく、区役所やケースワーカーさんから相談があります。
 
私たちもどこかで線引きしないとパンクしてしまうので・・・
「有料」である、という説明が、お断り代わりの言葉になることもあります。
断ったら、犬猫はどうなるんだろうか。
センターや保健所に相談しても、飼い主が亡くならない限り、たいてい杓子定規の回答しかない。
「ご自身で里親さんを見つけてください」と。
 
お金があれば(払えれば)、助かる命もある。
それが、命に対して、費用を払えるか払えないかで選別して、なんだか矛盾している回答にもなる。
でも、それも現実です。
無償の愛、というのは、経済的なバックボーンがあってこそ、捧げられる愛でもある、かもしれません。
 
 
さて、ティアハイムの猫の受入(有料引取含む)は、しばらく満杯で出来ません。
この夏はご縁探しを頑張らなくては・・・DASH!
 
 

緊急対応もあります。

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