山梨県都留市で起こった犬多頭飼育問題。
1980年ごろから始まった現場。
2000年前後には400頭もの犬が山間部で暮らしていました。
この時期を前後してボランティア団体等が入り、不妊手術の実施、譲渡などを進めて、年々、犬の数は減少していきました。
現地で老齢や病気で亡くなった犬も沢山います。
子犬は産まれても生き延びることができませんでした。
とても一言では語り尽くせない壮絶な現場。
私が個人で愛護活動を始めた2001年頃に、この多頭飼育現場を知りました。
遠くから眺めていただけで、結局、私には何も出来ませんでした。
その壮絶な現場が2018年6月、やっと終わりました。
16年間にわたる帝京科学大学の学生さんたちのボランティア活動。
ずっと支えてくださった多くのご支援者様。
そして山の犬たちを迎えてくださった里親様。
30年に渡り、全てを投げうって犬の世話を続けた小林さん。
この壮絶な現場の詳細を綴った写真展が開催されています。
お時間ある方はぜひ、この現実を知っていただくためにも足を運んでいただければと思います。
『犬捨て山が終わるとき~山梨県犬の多頭飼育現場の軌跡を伝える写真展~』
【場所】
目黒区美術館:区民ギャラリー(半面スペース)
住所:〒153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36
「目黒駅」をご利用の場合[徒歩約10分]
「中目黒駅」をご利用の場合[徒歩約20分]
【開催日時】
9月5日(水)~9日(日)
開場時間10:00~18:00(最終日のみ15:00まで)
【入場料】
入場無料(少しでも多くの方に来場してもらうために)
【グッズ販売】
会場にて、現場の経緯などをまとめた本(図録)を販売する予定です。また、現場の犬たちをモチーフにしたオリジナルグッズの販売なども考えております。
(売り上げは、会場費用などに充てさせていただきます。)
【主催】
山梨県犬の多頭飼育現場の軌跡を伝える会(代表:大林)
【後援】
公益財団法人 神奈川県動物愛護協会
こちらもぜひ、ご覧ください。
小林 昭夫 小林さんの記録
マルコ・ブルーノ 山梨の「犬捨て山」-今と昔-Part1
Photo by Marco Bruno
強い犬だけが食べられる、喧嘩に負ける犬は飢え死に
Photo by Marco Bruno
病気になったら、死を待つだけになる
Photo by Marco Bruno
死んだ我が子を悲しそうな表情で運んでいる母犬。
その後、母犬は穴を掘って、私の目の前で我が子を土に埋めた。
関連新聞記事
けいせつ基金の角さん(けいせつさん)は、この現場から、4頭の高齢犬を迎えて、看取ってくださいました。
写真展の詳細は、角さんのFacebookでも紹介されていますので是非ご覧ください。
最後に帝京科学大学の学生さんが書かれた現場終息のお知らせブログ。
是非、一読してください。
長く現場でお世話された小林さんの活動は美談ではなく、小林さんは被害者である。
本当に考えさせられます。
現場終息のお知らせ
多頭飼育問題は、今も全国各地で起こっています。
愛護活動が広まり、情報の拡散が早い昨今では、ここまでの頭数に増えることはないかもしれませんが、犬猫が50頭、100頭という現場は今でもあります。
人知れず亡くなっていった子たちへの鎮魂歌(レクイエム)。
どうか皆さんの心に届きますように・・・。
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