いつも大変お世話になっている動物病院の院長が、薬事法違反で逮捕されました。
長年、保護犬猫に手を差し伸べてくださっていた先生です。
嘆願書へご協力をお願い致します。

今回のお願いにつきまして、
スタッフくみこさんがわかりやすくまとめてくださっていますので転載します。
どうぞよろしくお願い致します。


~以下、転載

【緊急!】嘆願書協力のお願い

報道等でご存知方も多いかと思いますがこれまで保護犬猫のために、多大な協力をしてきてくださっているなみき動物診療所の院長が、薬事法違反のため逮捕されました。
容疑はペットショップにワクチンを無許可で販売していたということです。事実関係については、直接確認できませんので、コメントできません。
ただ、分かることはなみき先生が、これまでどれだけ保護犬猫たちのために尽くしてきたことか捨てられた一つの命を救うために、どれだけ助けてきてくださったか

獣医としてなすべき薬の管理や、施術について足りなかった部分があったかもしれません。
それはこれからの捜査で明らかになるでしょうし、反省すべき点はあると思います。ただ、決して悪意を持って薬の横流しをするような先生ではありません。ペットショップと癒着して、儲けようなんてする先生ではありません。

今回の薬事法違反については、現在、全国で犬猫の生体販売をするペットショップ、ブリーダーの管理体制や無責任に犬猫の飼育放棄をする飼主たちの現状が背景にあることそして、その犠牲になっていく命を、少しでも助けたいと尽力してきた一人がなみき先生であることを、知った上で判決を進めてほしい。
これまでなみき先生に助けられた、たくさんの命を知ってもらうためにも今回、弁護士さんから検察に嘆願書を出すことになりました。

●●嘆願書への参加方法●●・なみき動物診療所の窓口で記入ができます。・なみき動物診療所へのFAXでもOKです。 ※FAXの場合、原本が必要となるので、なみき動物診療所宛郵送が必要です。
・下記のURLから嘆願書をダウンロード、印刷していただき
 なみき動物診療所郵送 7/2(水)午前中必着で郵送。
 http://almasatooya.web.fc2.com/namiki2014.pdf
・私が代筆してもOKという方 お名前、住所、飼育動物名(なみき動物診療所にかかってなくてもOK)、
 飼育動物名の年齢と性別を明記の上、下記アドレスにお知らせください。 alma.namiki2014@gmail.com ※個人情報は必ず守秘します。

●●嘆願書の内容●●東京地方検察庁 検察官殿
私たちはこれまで,豪徳寺なみき動物診療所の並木艮輔獣医師にペットなどの飼育動物を診療してもらっています。並木良輔獣医師の懸命な診療によって命を救われた動物もたくさんおり,私たちにとってかけがえのない大切な獣医師です。
今回、並木良晴獣医師の刑事責任が関われているとの報道がありましたが.私たちのためにも並木良哺獣僅師には寛大な処世としていただきたく.署名をもって嘆願いたします。

期限は、7/2(水)朝まで となっております。あまり時間がありませんが、皆さんのお力を貸してください。

不明点は、上記アドレスにお問い合わせください。なみき動物診療所に問い合わせると、通常業務にも支障が出てしまいます。

あまり時間はありませんが、拡散もお願いしたいです。
こちらのブログ転載でもOKです。(許可とかいりません)

これからの保護活動のためにもどうぞたくさんの方々のご協力をお願いいたします。

~以上、ここまで
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私と並木院長とのお付き合いは、まだ院長が千葉県野田市のとある動物病院の勤務医時代からで、かれこれ10年近くになります。
世田谷区で開業されて、引き続き、保護犬猫の避妊去勢手術等にご協力をいただけるとのことで、長年お世話になってきました。
緊急時でも夜間でも対応してくださっていて、いつも24時間体制。
無理がたたって、倒れられたこともありました。
低料金で技術&お薬などを提供いただき、私たちボランティアは、とても助けられてきました。
先生に助けていただいた命もたくさんあります。
活動が継続できたのは、並木院長のように、活動に手を差し伸べて協力してくださった病院があってのことです。
たいへん温和なお人柄で優しい方です。勉強家でもあります。
犬の病気に関する質問に対して、日本語/英語、あらゆる文献を調べて、とても丁寧な回答を送ってくださったことも一度や二度ではありません。
並木院長の一日も早い復帰を願っております。


悪徳ブリーダーの金儲け主義に、善意の獣医師が利用される。
こんなことが全国で数多くあることでしょう。
動物たちの命を思って手を差し伸べた善意が、悪意に利用される。
しかし悪意に利用されてしまったら、善意が善意で無くなります。

東京都は殺処分ゼロへと動き出したのですから、まず取り締まるべきは、劣悪な環境下で犬猫鳥類など繁殖/販売しているブリーダー、ペットショップです。
まずここを変えないと、殺処分ゼロには程遠い。
きちんと管理され手当てされている動物が、どれほど多く販売されているでしょうか。
お金をかけずに高く売ることばかり。
最近はマイクロチップを入れて販売するペットショップも多いですが、マイクロチップ代金として1万円~1万5千円を販売価格に上乗せしているだけで、登録管理までは一切されていないのが実情です。現実、チップは入っていても登録されていない子がセンター収容犬でもたくさんいます。
(マイクロチップは一般の動物病院で2000円~8000円くらいで装着してくれます)



ティアハイムでも署名受付ますので、どうぞよろしくお願い致します。