好景気持続と格差社会
ぞろ目で10月10日。
そういえば以前は体育の日だったが、
確か連休を増やす方針で変更になったと思った。
今日は三重に出張です。
設備メーカーさんと商社さんと話したのだが、
まだ設備受注は落ちていなくて、
かなり繁盛しているらしい。
確かに人の出入りが激しくて、
海外からも人が来ていたようだ。
帰りのタクシーの運転手さんに聞くと、
近くに工業団地がいくつもあるのだが、
それぞれに忙しく、好況らしい。
食品メーカーや文具メーカーや部品メーカーや、
いろいろ入っているようだが、
特にここ一年程、機械メーカーと部品メーカー、
それと自動車関連メーカーが忙しいといっていた。
その忙しさは今も変わらないと言う事なので、
やはりそうですか、といった感じ。
9月の機械受注統計は確か前月比約16%のダウンだったが、
実際は今も設備投資意欲盛んな企業も多いのだろう。
そんなに好景気なら、タクシーの運転手さんも好景気ですね、
と振ったら、それがそうじゃないんですよと言う。
理由を聞いてみると、
・ 派遣が増えて正社員が減った分、例えば飲み会や、経費で認められる出費が減った。
・ 老人の医療費控除が減ったので、その分タクシーに乗らなくなった。
・ 役所の経費削減が激しいので、公務員のタクシー利用が減った。
等の理由があるそうで、
その減少が好景気による増加分以上になってしまっているのだそうだ。
役人の出費削減はともかく、
上二つの理由はそうだよなあ、
何とか成らないかなあ、と思う。
いわゆる格差社会の縮図。
景気拡大がこういうところに波及していないから、
景気回復を実感できないという構図。
派遣社員の増加は、
労働分配率を極端に上げない範囲で、
社員への転換を進めましょうという意見がある。
それは、消費者としての社員という視点で見ると、
方向性として一理ある、と思える。
一方で若い人はリスクをとって挑戦を、
その為に再チャレンジ社会構築を、と新総理は言っているようだが、
実際の格差はリスクを取れない老人セクターで広がっているわけで、
ここの格差をどう縮めるかが、
格差縮小、景気拡大の一つの方向だと思う。
そういえば新総理って、
再チャレンジと景気維持に関しては頻繁に言っているようだけど、
社会保障に関する言葉はあまり印象に残ってない。