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大誤解

人間色々な誤解をすると思いますが、知らないうちに過去に対してもそうであることを、この本は時にトリビア的に、時に検証的に教えてくれます。


「戦国時代の大誤解」


例えば、戦国時代の馬はポニー程のサイズだったと聞けば、ドラマや映画で出てくる迫力ある合戦シーンのイメージも変わるのではないでしょうか。ドラマの主人公になるほどの歴史的人物が実は存在しなかった?


著者は文献による検証を背景に色々なことを実証していきます。特にNHKの影響は大きいと見ているのか、

大河ドラマの誤解を例に挙げることも多かった。それはそれで意義のあることです。歴史ドラマは娯楽という意味のほかに教育という意味もある。大河ドラマを見て歴史認識を持つ人も多いでしょう。ただし、近代古来問わず、歴史の絶対検証は不可能なのも事実です。例えば、戦国時代の百章が朝起きてから仕事をするまでの平均的なプロセスを明確に知っている人、自ら実践できる人は、歴史学者の中でもどれほどいるのでしょうか。


絶対検証は不可能です。ただ、それらを検証すること、改めて見直すことで歴史の別の面が見えてきます。それがこの本の楽しいところでした。