二重底
景気は底を打った、と言う意見が出てきている昨今です。
確かに製造業は底を打ったように見えます。生産量が増えるのに伴って、各社就労時間短縮を解除し始めました。物によってはフル生産に近い状況で忙しいとも聞きます。
一方で、客観的に以下の状況もあります。
工場の稼働率は押並べて70%程度
商品が流れているのは中国だけ。アメリカとヨーロッパは全くと言って良いほど動いていない。
更に、昨年後半から今年3月まで、在庫を絞りきった反動で、受注の中には二重発注されているものがあるようです。
商品の流れが局地的に起こって、二重発注されているのですから、全体としてみると回復にはまだ遠いと言う印象があります。
勿論、今朝の日経新聞のように、「割安」「簡素」「在宅」と言ったキーワードで攻めるサービス業が売上を伸ばしているのも、一方で事実です。
ただそれは局所的な部分で、シュリンクする中で生じている消費の移行をうまく掴んだ例です。豊かさが拡大、波及していかないと全体が盛り上がると言う事にはならないでしょう。
逆に言うと、貧しい人達に豊かさを押し付ける手段がサブプライムローンだったので、そこまでしないとより豊かに成る事がアメリカは出来ない段階に成ったと言えるかもしれません。
では次の世界経済のエンジンはどこ、という点が見えないわけです。ヨーロッパも停滞している、中国は統制経済ですから、市場経済との隔離が埋まらない限り依存は出来ない。インド、ロシア、柱としては不十分です。
基本的なお金→生産→消費と言う流れの中で、お金と生産に滞りがあるのは事実です。そして経済成長の柱が不在なのも事実です。
世界景気は年内には回復するとも、実際の回復には数年かかるとも言われますが、物の流れの根底には、まだ停滞が漂っているように思います。
確かに製造業は底を打ったように見えます。生産量が増えるのに伴って、各社就労時間短縮を解除し始めました。物によってはフル生産に近い状況で忙しいとも聞きます。
一方で、客観的に以下の状況もあります。
工場の稼働率は押並べて70%程度
商品が流れているのは中国だけ。アメリカとヨーロッパは全くと言って良いほど動いていない。
更に、昨年後半から今年3月まで、在庫を絞りきった反動で、受注の中には二重発注されているものがあるようです。
商品の流れが局地的に起こって、二重発注されているのですから、全体としてみると回復にはまだ遠いと言う印象があります。
勿論、今朝の日経新聞のように、「割安」「簡素」「在宅」と言ったキーワードで攻めるサービス業が売上を伸ばしているのも、一方で事実です。
ただそれは局所的な部分で、シュリンクする中で生じている消費の移行をうまく掴んだ例です。豊かさが拡大、波及していかないと全体が盛り上がると言う事にはならないでしょう。
逆に言うと、貧しい人達に豊かさを押し付ける手段がサブプライムローンだったので、そこまでしないとより豊かに成る事がアメリカは出来ない段階に成ったと言えるかもしれません。
では次の世界経済のエンジンはどこ、という点が見えないわけです。ヨーロッパも停滞している、中国は統制経済ですから、市場経済との隔離が埋まらない限り依存は出来ない。インド、ロシア、柱としては不十分です。
基本的なお金→生産→消費と言う流れの中で、お金と生産に滞りがあるのは事実です。そして経済成長の柱が不在なのも事実です。
世界景気は年内には回復するとも、実際の回復には数年かかるとも言われますが、物の流れの根底には、まだ停滞が漂っているように思います。