ベトナムに行こう
あるメーカーの人との話。
一部台湾メーカーは、
既に製造拠点を中国本土から移し始めているのだとか。
資本力、いや、中国だから資金力か。
資金力がないメーカーは台湾に、
資金力がある大手メーカーはベトナムに製造拠点を移し始めているとの事。
やはりなあという思いと、
あれ、台湾メーカーももうベトナムに行くの?という思いとある。
なぜベトナムか?
労働者賃金が既に中国の1/5だからというのが大きいが、
もう一点大きな要因は、使いやすい労働者が多いらしい。
確かにアメリカ文化を身につけている彼らは、
中国人よりも扱いやすかろう。
中国工場での実体験からも、それは十分予想できる。
これは思いつかなかった。
文化的背景が近いから理解しやすい、
これはインドも同じと言える。
世界最大の民主主義国家インドは、
同じ人口約10億人の国家と言えども、中国よりははるかに分かりやすい。
なぜ分かりやすいかと考えてみると、
民主主義国家であるが故に透明性が高いからだと考えている。
中国は、不透明性が高くどうもよく分からない。
典型的な例は政権交代だろう。
中国は、国民的には何の後ろ盾もなくトップ判断で政権移譲が行われる。
インドでは、選挙によって政権が変わる。事実、確か一昨年それが起こった。
何かを判断する上で、必要な透明性が確保されている事は重要な要素のひとつだ。
それがある程度ある国の中で、競争力も持ちえる国の一つが、
インドであり、ベトナムであると言うことだろう。
国内市場が小さい中でどこに売るんだと言う人も居るが、
世界と言う市場の中で各地の需給バランスは、あるとき大きく変わる。
物作りの拠点を作ると言うことは、一朝一夕に出来ることではない。
だからこそ、先鞭をつける必要があると思うのだ。