日本人がやりがちな、乾杯のときにやってはいけないこと | フランス語学習記録

フランス語学習記録

仕事と家事育児の合間を縫ってのフランス語学習や、その先の夢について書いています。

 

 

乾杯のときにやってはいけないこと。

 

日本人にとっては意外な「ある動作」、

これがNGだと

知っていましたか?

 

 

グラスとグラスを音を立てて

合わせること?

 

 

いいえ、確かに

フォーマルな席ではやりませんが、

カジュアルな席ではフランス人も

グラスをぶつけあいます。

 

 

 

では、何か?

 

動画の中でも

一緒に食事をした日本人が

ライサさんから

 

”C'est dans les yeux.”

と教えてもらってました。

 

dans les yeux

どういう意味でしょうか。

 

 

そう。

乾杯するときは

相手の目を見るのが礼儀とされているのです。

 

 

日本人同士で乾杯するときは

ついついグラスを見てしまいませんか?

 

これがフランスでは

タブーになるそうです。

 

相手の目をしっかり見ないと

身の上に良くないことが起きる

というジンクス。

 

 

これは、

中世の慣習から来ているそうです。

 

中世の時代、

食事や宴会の場は

毒を盛って敵を殺すチャンス。

 

ワインの中にも

毒が入っている可能性があった。

 

主賓(hôte)と来客(convive)の間の

かけひき。

 

毒を盛っていないことを証明するため

互いに目を合わせ、

少量のワインを同時に飲んでいた。

 

 

その時に主賓の方が目をそらせたり

やましいそぶりを見せたら

これは怪しいぞというサイン。

 

こんな習慣が形を変え、

乾杯のときは相手の目を見るべしとの

礼儀に変わったようです。

 

 

さて、

今回の秘密のパリに連れてってでは

 

パリ12区にある

ライサさんオススメの

Le Picotin (ル・ピコタン)という

 

カジュアル・フレンチレストランに

連れて行ってくれました。

 

 

どこにあるのかな、と

グーグルマップで見てみたら

口コミが☆4.5になっていて

なかなかの評判のお店みたいです。

 

 

ライサさんたちが頼んだのは、

 

~Entrée (アントレ)~

 

Saumon confi et fumé maison,

crème citron-ciboulette

(サケの自家製燻製コンフィ、

レモンとシブレットのクリームあえ)

 

 

 

 

~Plat du jour (本日のおすすめ料理)~

 

Filet de daurade pané

(鯛切り身の揚げ物)

 

 

 

 

~Desserts (デザート)~

 

Mi-cuit au chocolat, créme anglaise

(半生チョコレート入りケーキ、アングレーズソース)

 

 

Tarte tatin aux pommes

(リンゴのタルトタタン)

 

 

 

どれも美味しそう♪

 

 

 

よく見ると、

となりの席に座っていた

2人のマダムがお肉やフライドポテトを

シェアしています。

 

 

 

 

カジュアルなお店では

フレンチでもシェアOKと

聞いたことはありましたが、

 

実際に

現地のマダムたちがやっているのを見て、

本当に大丈夫なんだ!

と、ちょっと安心。

 

 

ライサさんが

このお店をお気に入りな理由は

 

テーブルをくっつけて

何人もの人で集まることができ

 

大きな牛肉のスペアリブを

ひとつ注文してみんなでシェアし

ワインをながらしゃべって笑って完食

 

こんなfamilialconvivialな雰囲気が

とても気に入っているからだそうです。

 

 

さて「convivial」とは

どんな意味でしょうか。

 

実は上の方で少し出てきた単語に

関連があります。

 

下の動画をクリックして

ライサさんが実際に話しているニュアンスから

まずは想像し、

 

その後、解説動画で

言葉の由来を見てみましょう!⇓

 

(実際の映像のダイジェスト版です。)