FDSの映像教材の
新シリーズ
Emmène-moi à la découverte des secrets de Paris
今回はプロローグの第2弾。
ダンディな
フランス人男性2名が
ナビゲーターとして登場。
これまでは、
登場してこなかったタイプで
興味が湧きました。
2人の話し方は
とても対照的。
1人目のRaymonさんは
大学で教鞭を取られているそうで、
講義や講演で話すような
話し方。
2人目のSebastienさんは
パリの大銀行で
証券アナリストとして実績を積んだ後、
現在はコンサルティング会社を
経営されているそうで、
実務家っぽい話し方。
これまでのナビゲーターとは
全く別のパリを見せてくれそうで、
期待が高まります。
今回はシェア版も字幕付きです↓
「自営業をしている」
というのは、
Je suis à mon compte.
と言うのですね!
ところで、
Sebastienさんのところで
「caméra」という単語が出てきましたが、
「caméra」は
ビデオカメラをさすってこと、
ご存知でしたか??
実は、解説ビデオで
初めて気づきました。
写真撮影に使う
いわゆる私たちの「カメラ」は
フランス語では、
「appareil photo」
これは知っていましたが、
「caméra」=ビデオカメラ
ということは知らず・・・。
日本語や英語で同じ言葉があると
それと信じて疑わないことって
ありがちですよね。
最後に、
Raymonさんがとても印象的なことを
おっしゃっていました。
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La langue ne saurait être simplement
une questionde technique,
c'est une question d'esthétique,
de philosophie et parfois d'idéologie.
言語とは単に技術的な問題だけでは
ありえないのでしょう。
それは美学、哲学、そして時にイデオロギーに
かかわる問題でもあるのです。
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奥が深い。
フランス語を
表面的に勉強するのではなく、
その背景の歴史や文化や考え方なども
少しずつ深めていけたらと思います。
そうしていくことで、
平面的に読んだり聞こえたりしていた
フランス語が
モコモコと立体的に
浮き上がってくるような気がします。