コクリコ坂からの感想

とても面白かった。

東京オリンピック前の高度成長期。
モノが行き渡っていない時代に、モノを大切に使い、若者が歴史や文化を大切にする姿に感銘を受けた。

また、学生が各々の興味に従い、熱心に打ち込んでいる描写もあった。現在は情報があふれ、表面的な正解はインターネットを検索すればすぐに分かる。「分かったつもり」になる事が非常に簡単になったが、物事が身に着いたって実感を持てる機会が殆どなくなった気がする。

何かに興味を持ち、徹底的に打ち込む体験こそが「学び」であり、後の人生の肥やしになるのだなって思った。何が正しいのか分からない中で、高らかに主張し、討論をし、決断していく姿が羨ましくもあった。

これを教訓に、少しづつでも「体験」を増やしていきたいと思わせられた。

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東芝ソニーの液晶事業の統合

スマートフォンなどに使われる中小型の液晶事業の統合をするとのこと。テレビの液晶において起きてしまった勝者なき競争からの脱却を目指す。

東芝はインフラと半導体にリソースを集中し、ソニーはファブレス経営を目指すという思惑が一致したとのこと。

大局的にみれば液晶は差別化が難しく、高付加価値の製品ではなくなるということだろう。（規模の経済でしか勝負出来ない）日本の技術的優位性を活かせる分野がだんだんとなくなっていくことが怖い。

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業界天気図

日経新聞が纏めた指標によると、晴れは工作機械のみ。産業の空洞化が懸念されているが、それがこれからも加速することが予測される。


日本の生産技術は世界一と言っても過言ではない。他国へ拡販するだけでなく、ブラックボックスされたコア技術の更なる玉成を図り、日本国としての地位を高めたい。



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