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チャコままのブログ

「映画・ドラマ・ミステリ小説」等の感想、気ままに書いていきます。 



上の写真は マッツ・ミケルセン(ストラヴィンスキー役)とアナ・ムグラリス(シャネル役)

映画「シャネル&ストラヴィンスキー」 DVDで 観ました。(2010年上映作品)

R18+指定

ヤン・クーナン監督  アナ・ムグラリス(シャネル役)

ストラヴィンスキー役は マッツ・ミケルセン  この俳優さんはドラマ「ハンニバル」の主役

で、今や有名なデンマークの俳優です。マッツが 20世紀初めの クラシック作曲家を演じる

というので観ました。

あらすじ:  ロシアから パリ(仏)に家族と共に亡命した ストラヴィンスキーは
ロシアバレエ団の公演時に、新曲「春の祭典」を発表するが、悪評を受ける。
この公演を観に来てたシャネルから 芸術家のパトロンとして援助の申し出がある。そして、

ストラヴィンスキーは パリ郊外のシャネルの大きな屋敷に 妻、子供4人と移り住み、
作曲に専念する。

一方シャネルは この時期(恋人をなくした直後でもあり) 自らのブランドの香水制作に没頭していた。

20世紀初頭の 斬新なアーティストである二人が 惹かれあい深い関係に落ちていくが、


感想: 冒頭 バレエと音楽「春の祭典」初公演シーンが 結構長い。

バレエや クラシックファンには すぐわかる 当時の有名人物達が(バレエのニジンスキー等)
脇で登場するし、舞台が当時の公演を忠実に再現して、舞台芸術に詳しい方には
貴重な映像なのでしょう。私には ストーリー展開が 緩く感じてしまったのです。が、この部

分は大変重要だったのです、シャネルが真剣にオーケストラと舞台のバレエを見入ってる部分で
もあったからです。シャネルが、ストラヴィンスキー本人を紹介されるのは、この公演の後。

もともと、彼女は「春の祭典」に、斬新的なこの音楽に興味があったのね。それで、ストラヴィンスキーに会って 意気投合し 深い関係に発展。でも、作品と作り手(ストラヴィンスキー)は 別物だと思います。

斬新なリズム構成と色彩感豊かな「春の祭典」を聴いて、シャネルは一気にイマジネーションを
広げ シャネルの5番 を 商品化させることができたと思うの。
でもストラヴィンスキー自身は 結構保守的な男性だった様子ですね。喧嘩してシャネルに

言うセリフが「私は芸術家だ、君は ただの洋服屋じゃないか」、
この一言で シャネルが別れる決意をするのは 無理ないです!

この映画でのシャネルは  香水制作の調香師とのやりとり、くわえタバコでの
仮縫いシーンなど 立ち振る舞いに 潔さがでて終始カッコいいです( ̄▽+ ̄*)

ストラヴィンスキーは  イジイジして 踏ん切りの悪い 凡庸
な中年男性にしか、私には見えなかったの。
でも、ストラヴィンスキー(マッツ)が ピアノ弾くシーン  
、この部分はとても綺麗な場面で好きです。



シャネルの豪邸は 内装も凝って モノトーンで一貫してる。主人公達の衣装もしかり。
でも流れる音楽は 色彩感豊かな「春の祭典」
シャネルの美意識が 斬新な曲に刺激され香水 No5 の誕生になったとすると、

もしかすると このお話のテーマは いかにシャネルが 伝説の香水5番を 世に出したかの
秘話では、と感じました。 

ひとつ解らないのは エンドロール後のシーン、シャネルと恋人が部屋に入ってくると
横の棚に ストラヴィンスキーの写真が飾ってある部分です。
あれは 恋とは別で 終始芸術家として 彼のことを尊敬してるという意味でしょうか?

長い年月がたっても、愛用者が絶えない香水、そしてファッションスタイル
を作ったシャネル 凄い女性だったんですね。 



シャネル - スタイルと人生 (J・ウォラク)文化出版局


ちょっと興味が湧き、詳しい生涯の本も読みたくなりました。
追記  先輩ブロガーさまから コメント頂き、ありがとうございます。
映画の中での マッツ氏のピアノ演奏は 指の動きは本物(音は吹き替えのようですが) ビックリしてます。
詳しくは
下のアドレスで参照下さい。
URL→ http://youtu.be/ToR5hRmPkow




上の写真はスカーレット・ヨハンセン  (映画「ヒッチコック」の1シーン)


2012年上映された「ヒッチコック」 DVDで観ました。

サーシャ・ガヴァジ監督

出演 アンソニー・ホプキンス ヘレン・ミレン スカレット・ヨハンソン ジェシカ・ビール


ヒッチコック役のA・ホプキンスは「羊たちの沈黙」のレクター博士役で有名。


  
スカーレット・ヨハンセンが 出演してたので鑑賞。


あらすじ:ヒッチコックがハリウッドでヒット作「サイコ」を作るのに焦点を充てた内容です。
彼の生い立ちとか 母に対するトラウマ等は 本人の回想で描かれるだけです。

サイコの資金集めが大変だったこと。 有名なシャワーシーンに関して映倫が厳しくチェック
してたこと。

いまどきの、サイコ&サスペンス物からは信じられないくらい 当時は制約が いろいろあった
ことも判明します。


感想: ヒッチコックの奥さんのアルマ、この人が もともと優秀な映画の編集者であったことを この映画で 初めて知りました。

結婚後も家庭内に仕事を持ち込んで、監督は、妻に助言を求めて制作してたんですね。

いまどきなら、ヒッチコックブランド として 一つの映画プロジェクトとして
映画エンドロールに 彼女(妻 アルマ)の名前を 載せて良いくらい働いた人だったとは、
ビックリw川・o・川w

一方のヒッチコックは 起用する主役の女優さんに 入れ込んで 私生活まで注文を入れる
相当こうるさい一面があったようで、これがアルマ(妻)の嫉妬心を煽ってた部分もあるようです。

でも「サイコ」とか 「裏窓」とかは、 のぞきに拘る シチュエーションが、よくでてくる。この監督の ちょっと危ない部分て 作品に凄くよく にじみ出てる気がします。

映画の才能があって良かった、そうでないと 本当にへんなオジサンになってたかも。

アルマ(妻)は 自身も編集の仕事をバリバリこなしてたし、だからこそ ヒッチコックの
映画の才能にほれ込み 理解者になれたのでしょう。

すごい我儘で 偏執的なヒッチだけど、自分でも一番の理解者がアルマであるのは、十分
解ってた。だからこそ、30年以上も結婚が続いたのね。


それにしても、単なる夫婦愛映画では ない と思いました。

やっぱり映画編集者として 才能があり バリバリ仕事をこなせ、
周囲からも評価されてたアルマ。そんな彼女を

独占して さまざまな雑用や 都合の良い時は映画の助言を求めたり、我儘やり放題のヒッチの

(男の)狡猾さ、これが 見え隠れするストーリーだと思いました。

幼児性と狡猾さは 「サイコ」の主人公にそっくりで、ここら辺が怖いなと感じました。 


とはいえ、「サイコ」がヒットして カメラのフラッシュを浴びるアルマとヒッチは
結構 幸せそうで 仲睦まじくみえて、観る側も ちょっぴり微笑ましかったです。


「サイコ」に出演した女優ジャネット・リーを この映画「ヒッチコック」ではスカーレット・ヨハンセンが演じてます。白いドレスや サングラスが50~60年代の優雅な女優さんの雰囲
気をだしてステキでした(≡^∇^≡)

S・ヨハンセンが 今、ロードショウ中の映画「her/ 世界でひとつの彼女」に

声だけの出演、その魅力的な声をぜひ 聴いてみたいな~音譜













   


   



2004年上映作品  映画「エターナルサンシャイン」 DVD で鑑賞しました。

かなり話題になった恋愛映画です。

解りにくいとか、賛否両論を聞いてました。が、

M・ゴンドリー監督作品 なので(ムード・インディゴ と同じ監督)

大変 興味が湧き、観ました。

出演 ケイト・ウィンスレット   ジム・キャリー  キルスティン・ダンスト


あらすじ: ジョエル(ジム・キャリー)は 別れた恋人クレメンタイン(ウィンスレット)が

自分との思い出を消すために、記憶除去手術を 受けたことを知り、自分もこの手術を試すが  
                          (Yahoo!JAPAN 映画より引用)
 




感想: 出だしからどんどん引き込まれて 見ちゃいました。

クレメンタイン(K・ウィンスレット)が着てるオレンジ色パーカーも彼女に似合いすごく可

愛い。

日本人がなにげに着こなせない すてきなオレンジカラーで、これが 冒頭の雪景色の

プラットホームで映えて印象的です。ジョエルが目にとめるのも無理ないですね。

デートシーンも海辺の雪原で 夜空に★がいっぱい瞬いて この場面はやっぱり

ロマンティックで好きです。



そして前半から、記憶除去クリニックという病院がでてくる辺りから、すっかり映画に

入り込んで見ちゃいました。


 
私は子供の頃、テストでひどい点とって 親に叱責されると、この記憶を(テストの点とか、叱責とか)

消してくれる病院があれば とよく思ってたものです。


まさに この映画で そんな記憶除去の 病院がでてきて その発想が嬉しかったりして、妙に感激!

恋愛の記憶除去というけど、待合室には けっこう年配の方が箱を

抱えて座ってたけど、ペットらしきワンチャンの写真が入ってるのが見えたりして。

あっ、ペットロスなのね、と共感して もう泣けて来ちゃいますよね、(恋愛とは違うけど)



主人公ジョエル(ジム・キャリー)はクリニックで、 自分も記憶除去してもらうことになるの

です。が、恋愛心理って合理的には 働かないもので、やっぱり彼女クレメンタインとの

楽しい記憶はとっておきたい心理がはたらいて、恋の全記憶除去は ちょっと厄介なことに。


この記憶除去クリニックの受付担当の 女の子役が キルスティング・ダンスト~元祖スパイダ

ーマンの彼女役の人ですね。ダンストが 今風の女の子を キュートに演じてます。

スパイダーの時より、こちらのダンストほうが好き!そして大事な脇役を演じてます。


受付の女の子と クリニックの医師とのちょっとほろ苦い不倫の恋の行方。これが、

ジョエルとクレメンタインの恋とは対照的で、いろんな恋の行方や 生き方があるなって

考えさせられました。


この恋愛映画は見る側の年代によっても、だいぶ感じ方違うかもですね。そして

画面からあふれる色彩感と 恋した人の揺れる心が伝わってきて、

なんども観たくなる ステキな映画でした。

ジム・キャリー (以前とイメージちがう)
見直しました(すいません)、そして ケイト・ウィンスレットさん さすがに

上手いです!

「アイリス」という映画では アイリス・マードック(英国の作家)の奔放な若い日々を

ケイトさんが 演じてましたが、前半ちょっとだけの出演ですが カッコよかったの記憶してます。

これからも、いろいろな役柄に挑戦してほしい女優さんですね(=⌒▽⌒=) 


 本当にロマンティックな恋愛映画の傑作「エターナルサンシャイン」

恋愛だけじゃなく 人生のほろ苦さも教えてくれる作品です、そして何故か

凹んだ時にみても、ちょっと前向きになれるかなo(^-^)o



 









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