
スティーブン・ソダーバーグ監督 2013上映作品 R15+
映画「サイド・エフェクト」DVDで鑑賞
出演 ジュード・ロウ(精神科医バンクス役) ルーニー・マーラ(エミリー・テーラー役)
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(精神科医ビクトリア・シーバート)
主人公演じる女優さん ルーニー・マーラ に注目して見て観ました。
あらすじ:「トラフィック」などのスティーブ・ソダーバーグ監督が放つサスペンス。新薬の
副作用によって夢遊病になり、夫を殺害してしまった女性と その悲劇の裏側に隠された真実を
彼女の治療にあたった精神科医が暴こうと奔走するさまを活写。
精神科医にジュード・ロウ、 事件を引き起こす謎めいたヒロインにルーニー・マーラ、
そして、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ,チャニング・ティイタムが結集した。アルフレッド・ヒッチコック監督作品のテイストを感じる演出にも、目をみはる。
(YAHOO! JAPAN 映画 より引用)
以下 多少ネタばれあり
感想: 想像した話とちょっと違ってました。題名は訳すと 副作用のことですね。だから、
新薬開発とか投与された被害者の告発とか、社会派ミステリを想像してたのですが。
まず登場人物が そろって強い上昇志向の人達ばかり。主人公エミリーは、夫がインサイダー取引の為、4年間服役するのですが、その間も贅沢な生活が忘れられない、地道な仕事や生活
が不満なヒロインです。
最初の彼女の主治医も(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ演じるビクトリア)エリート精神科医でありながら、浮気ばかりする夫との生活に不満を抱いてるし、もっとお金が欲しい。
主人公エミリーが病気再発後にかかる 主治医バンクス(ジュード・ロウ)も再婚して
高いマンションを購入、義理の息子には私立学校に行かせたくて、もっと収入を得たいと考えてる。それで製薬会社と契約して 自身の患者に新薬投与を試験的に行うことに。
現代人は 皆、子供の教育費や 家のローン、介護費用などに追われて、この映画の登場人物みたいな側面をもってるかもしれない。だから、素朴で善良な人は登場しないけど、このヒロインや主治医たちを全面否定できない訳ですね。とはいえ、あまりヒロイン エミリーには感情移入できませんでした。
しいていえばバンクス医師(ジュード・ロウ)には ちょっと共感しました。せっかく再婚し
義理の息子の育児にも熱心で、開業医としても張り切ってる時に、エミリーの診察担当医に
なったばかりに、事件に巻き込まれていく訳ですから。こういう善悪区別はっきりしない
現代社会の中で苦悩する医師を演じるジュード・ロウ、 はまり役ですね。ファンは必見!
ヒッチコックテイストといわれても、沢山ヒッチコック作品を見てないので、正直良く解らないです。が、リメイク版で見た「ダイヤルM」を、
冒頭から思わせるシーンとかあり、話の展開も「ダイヤルM」「めまい」等のヴァージョンなのかな?、ヒッチコックファンの人には大変面白い映画かもしれません。
感情移入できないヒロインだけど、やっぱり注目は、 主人公エミリー役ルーニー・
マーラです。「ドラゴン・タトゥーの女」主演時とは、すっかりイメチェン。いやーな女性の役( 性格的に絶対 同性に嫌われるタイプの女性)を しっかり演じてすご~い!
まっ、身近には ここまでの人はちょっといませんけど。それもヒロインの強い上昇志向と、セレヴ生活が忘れられないため、ここまでの行動をしちゃったのかな。
冒頭から主人公に しっかり注目して挙動を見てると、推測されること多々。
ちょっとでも集中してないと、後半えっつ、えっつ となります。
もう一度見直すことになっちゃうかもです!
推理映画好きな人向きかな、私は最初のほうの(駐車場シーン)主人公が車に
乗る時点で、なんとなく先が見えました。でも、ルーニーの演技と、
ジュード・ロウの演技も光ってたので、楽しめました。
本当に怖いのは こんな事件が 実社会で 起こりえること、多分 男性陣には ちょっとゾクッとするお話ですね(* ̄Oノ ̄*)