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チャコままのブログ

「映画・ドラマ・ミステリ小説」等の感想、気ままに書いていきます。 

(写真お借りしました)
上映中の映画「ともしび」観て来ました。
大好きなシャーロット・ランプリングが主演です!
ランプリングの1人芝居を観てるような作品です。ファンなら見逃せないが、難解というか、万人向きでは無いかな。
容赦なく「老い」を描いた作品だと思います。
アンドレア・パラオロ監督

主演シャーロット・ランプリング(70代のアンナ)

ストーリー&感想: ベルギーの小さな町で夫と二人静かに暮らしてるアンナ。
家政婦の仕事の合間、自己表現のワークショップやプールに通っているアンナだった。が、
ある日突然、夫がある罪の容疑者になり、収監され、アンナ自身の生活も狂いが生じて行く。

セリフが極端に少なく、アンナの表情や仕草で何かを推測せざるおえない内容です。
以下 ネタばれ&推測
                       下矢印
夫の罪は幼児性的虐待では?
アンナは夫の罪を見て見ぬフリをずっとしてたのだろう。(夫は息子にも虐待をしてたようだ)
夫が収監された為、プール会員資格も失い、孫に会いに行っても、息子には拒絶されて、アンナは徐々に孤立して行く。
カメラは容赦なく老いたアンナを映し出し、痛々しい。自殺をするのだろうか?


主人公アンナが練習する自己表現ワークショップの演劇の台本のセリフが、アンナ自身の独白のようにも聞こえてくる。

老境に入り、精神的にも凹まされるアンナだが、
宗教にすがるでもない。この辺りに強さと知性を感じた。


ラストでは、毅然とし理性を取り戻す強い主人公にホッとしました。
        上矢印
以上は、あくまで私の推測。

星人それぞれ 色々な解釈ができる映画です。


加害者の身内という点を除けば、誰にも訪れる「老い」
道ゆく人々も 誰1人 アンナの姿を気にも止めない。
容赦なく「老い」を描いた大変キツイ内容ではあります。
終始、
シャーロット・ランプリングの演技力と存在感に圧倒された映画でしたキラキラ












上映中のフランス🇫🇷映画
        「天国でまた会おう」観て来ましたルンルン
素敵な作品です、ノスタルジックな雰囲気も魅力ですねキラキラ

アルベール・デュポンテル監督

キャスト: 
ナウエル・ベレーズ・ビスカヤード(エドゥアール)
アルベール・デュポンテル(アルベール)

ピエール・ルメートレの原作をもとにした映画🎬

ストリート:  第一次世界大戦の激戦下、
爆風で意識を失ったアルベールは戦友エドゥアールに助け出される。が、エドゥアールは顔を半分失う大怪我をする。
終戦後、パリに戻った二人だが、何故かエドゥアールは名家の実家には戻らず、アルベールと暮らし始める。
画才のあるエドゥアールは、仮面製作に没頭する。モルヒネが必要なエドゥアールの為、アルベールは職探しするが苦戦する。
戦争帰還兵には世間が厳しく貧困の
二人は、大掛かりな詐欺を思いつくが…。

とっても好きな映画になりました。
戦争含め、人間の愚かさが、コレでもかコレでもかと描かれてます。でも何故か、とてもコミカルですウインク
一方でエドゥアールとアルベールの友情、そしてエドゥアールと父親の親子の愛が描かれてます。

エドゥアールが作り出す仮面が素敵で、見てて楽しくなりました。
仮面のおかげで、エドゥアールと父親は素直に対面できたのかな。
唐突なラストも、其れはそれで納得出来るし、ロマンティックキラキラ

映像は繊細で美しくて、ストーリーはコミカルだけど、ちょっと哀しく切ない。

私には再鑑賞したくなる映画でした❗️






(画像 お借りしました)
上映中「ビール・ストリートの恋人たち」
                                 観てきました

ジェンキンス監督(映画ムーンライト)の優しい光が包み込むような独特の映像が好きですイエローハーツ 

楽しみにしてた映画です🎬

バリー・ジェンキンス監督

キキ・レイン(ティッシュ・リヴァース)
ステファン・ジェームズ(ファニー)
レジーナ・キング(シャロン・リヴァース)

ストーリー&感想:  70年代のニューヨーク(ハーレム)が舞台。若い二人、ティッシュとファニーの恋と、二人の苦難を救おうと頑張る肉親達が描かれる。シャロン(ティッシュのママ)の愛情と行動力も見ものです。


ラブストリーの形をとってるし、主人公はティッシュとファニーの若い二人。が、愛の物語だけでなく、人種差別問題がしっかり描かれてます。
時折流れるモノクロ写真やドキュメントフィルムからは、怒りと苦しみと痛みが伝わってくる。
一方、
ジェンキンス監督自身が作りだす映像は、感情に走らない、柔らかく優しい。観てる側も、暖かい気持ちにさせてくれますね。中身は突き詰めると重い内容だと思いますが。

純粋なラブストリートかなと思ってると、
青年ファニーが道具を持ち逃げし彫刻製作するとか、違和感ある部分も出てきますが、原作に忠実に描いたのかな。

人種差別限定でなく、社会の色々な差別に置き換えてみても、共感出来る作品だと思います。
ニーナ・シモンの歌など、背景に流れる音楽も印象に残ります、

ラストは 何とも うやむやな終わりかたです。
観る側に委ねる終わり方だと思います。
(ジェームズ・ボールドウィン原作の本は、どんなラストなのか、気になりました)

ジェンキンス監督の次回作に、また期待しますニコニコ


追記

アカデミー賞受賞式 総集編版NHK BSプレミアム3月9日深夜(10日午前1時05分〜2時45分)観ようと思ってますルンルン

「犬ケ島」賞とれず残念タラー

レジーナ・キングさん、助演女優賞おめでとう㊗️
(ビール・ストリートで、ティッシュのママ役で存在感を発揮)