東日本震災後、聞きなれない日本語を目にすることが多く、己の知識の貧しさを思い知らされた思いである。
その一 計画停電
この文字を見て、エーっと戸惑った。
辞書(広辞林第4版);送電が一時的に止まること,その結果電灯が消える。「落雷でーーする。」
英語で,「電力の」a power failure ;「明かりの」 a blackout.
あらしのため停電した The electic currennt was cut off owinng to storm.
とあり、停電とは、落雷、送電線のショート、台風による断線など事故による予期せぬ送電不能の意味に使われている、と理解していた。
従って、事故による送電不能(停電)と、計画的送電停止とで、「計画停電」という 熟語とすることには、馴染めないのである。
その二 自主避難区域
福島第一原発事故による放射能汚染区域を政府が分類した一つに、自主避難区域なる表現がある。
この文字の意味することは全く理解できない。
辞書(広辞林第4版)によると、
自主;1)他人の保護や干渉を受けずに独立して行うこと。
2)自主管理
3)自主規制
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原発は国の電力開発の事業として始められたものであり、福島第一原発もその一つである。
政府(原子力安全・保安院)は、住民の健康管理の為、立ち入り禁止区域、緊急避難準備区域、に次いで自主避難区域を設定した。
自主避難区域に指定された住民は、一体どうせよと言うのか。
文字通りに解釈すれば、「危険だと思えば自主的判断してに避難しなさい」と云うのか、
「避難先を自主的に選んで避難しなさい」と云うのか、
「自主的に避難したのだから、政府は関知しない(補償)}と云いたいのか。
全く意味不明である。
被災地の人々にとっては、生活に拘わる重大な問題であることを、政府は認識すべきである。